先週の土曜日の中山4レース、新馬戦ダート1800mでデビューしたグロリアスホープは10着という結果でした。
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丸山元気騎手
「スタートはタイミング良く出れました。最後もちゃんと脚を使って伸びてくれていますし、最後まで頑張って走っています」
矢野英一調教師
「スタートは決まりましたが、初戦ということもあり、今後の事を考えて今回は積極的に前には行きませんでした。心配していたキックバックについても、嫌がることなく走れていました。このレースでの収穫は大きかったです」


はっきり言って調教の内容が良くなかったので全く期待はしていませんでした。いや期待をしていないというのは違うかもしれません。このレースに限っては勝ち負けとかそういう次元じゃなくて、ちゃんと走れるのだろうかと思いながら中山競馬場に向かいました。パドックで見た印象は確かに形やフレームはかなりしっかりしているけど、筋肉とかそのへんはまだまだ幼いなと感じました。後ろを歩いていたタッカーブルーが506キロ、グロリアスホープは504キロでしたが、とても2キロの差とは思えないほど馬体の迫力に差を感じましたね。ただとにかく落ち着いて周回を重ねていて、気性的に悪いところなどが全く無かったので従順なレースぶりをみせてくれれば良いなと思っていました。

レースは好スタートを決めるも、出たなりで追っつけることもなく12番手からレースを進めました。矢野調教師のコメントによると今後を考えて控えたようですね。パトロール動画をみても砂を被って嫌がっている感じはありませんでした。また引っかかる素振りも全く無かったですね。3角で外に出し気合をつけて上がっていくような形でした。結果は10着でしたが個人的にはすごく嬉しい10着でした。これほど嬉しい10着はないというくらい嬉しかったですね。調教師も言っていますが収穫があるレースでした。きっとこの感覚はこの馬に注目して見ていた人にしかわからないと思いますが、とてもいいレースでした。ほんとに嬉しくなってしまってレース後走り終えたグロリアスホープを見届けたいと思って花道まで行くくらい。そこで見たレース後のグロリアスホープも本当に大人しくて、その姿もすごく良いなと思いました。今後レースを使うにつれきっとピリッとしてくるのでしょうし、馬体もより筋肉質になっていくのだろうと思います。今回のレースはそうでない中でそれだけの走りをすることができた。それが収穫と思っています。もちろんこのレースだけでは勝ち上がりは厳しい。それはわかっているんですが、この過程は応援したいなと思えるものだし、信じて応援するに値するんじゃないかなと思います。それを出資馬から感じられたのが嬉しいですね。次走を楽しみにしています。
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この日の6レースの新馬戦に出資馬ラディーアの仔、ラディーチェが走っていました。ラディーアは個人的にすごく印象に残っている馬ですし、なにせ出資馬の子供がレースを走るのが初めてだったので、物凄くエモーショナルな気持ちになりましたね。ラディーアが引退するときの記事に書いているのですが、こういうのって財産だなと思います。お母さんに似て細身の身体。しかしロードカナロア産駒らしいトモ。レースも新馬戦で5着。悪くないレースぶりだったんじゃないかなと思います。ラディーアはすでに韓国へ輸出されてしまっているので、日本で血を繋ぐとしたらこの馬しか可能性がないわけです。この馬が活躍して血を繋がったら良いなぁと思っています。

話はまた戻りますがグロリアスホープが出走した新馬戦には、仲の良い友人の出資馬も出走していました。このブログでたまに触れていますが”自分を見て一口を始めた人”なので、なんとなく嬉しいような…でもいつか来てほしい対決の時はもう少し高い舞台が良いなと思っていたので、ここで当たるのはちょっと…という複雑な感じでした。人気もそこまででしたしね。ただ互いにそれなりの思いをもって出資している馬が新馬戦で当たる。それもその友人が始めた最初の世代の馬でしたから良かったですね。複数出資馬がいればレースで対戦することもあるだろうし、この先もあるでしょう。それがいつかG1とかだったら良いなぁと改めて思ったレースでした。レース前は俺の出資馬のほうが強いと主張しつつも、悔しがりながら勝ち馬を称賛できたら良いと思います。そんな経験ができたらきっと楽しいだろうなと。これも一口のたのしみ方だとすれば、確実に広がったので改めて始めてくれたことに感謝したい。別に自分のためにしてるわけじゃないのもわかっていますけどね。そんな仲間が増えれば良いなぁと思いました。