土曜日の阪神1レースのダート1400mの未勝利戦に出走したサルトアトランテが勝利しました!
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※画像はシルクホースクラス公式FBより
川田将雅騎手
「気難しいところがあると聞いていましたが、返し馬は担当者の方に引っ張ってもらったこともあって、ゆったり歩いていましたし、ゲートの駐立もとても大人しくしていました。いいスタートを切りましたが、これまでの競馬を見ると、ポジションを取りに行くと、最後が甘くなっていたようなので、内の馬を見ながら自分のリズムで走らせました。外々を回る形ではありましたが、直線では楽に先頭に立つことが出来ましたし、ゴール手前で2着馬に詰め寄られたものの、軽くステッキを入れただけでもうひと踏ん張りして凌いでくれました。まだトモがしっかりしていない為に伸びたような走りなので、前半からポジションを取りに行こうとすると、これまでのように終いが甘くなってしまうと思います。完成されるまで今回のような競馬を続けていれば、いずれは型に嵌ってくるようになるでしょう。条件に関しては、いずれは芝に戻すのも良いのかもしれませんが、競馬と同じで成長するまでは同条件に出走させる方が、余計な気を使わずにいい精神状態でレースに臨めると思います。1番人気の支持を受けていただけに、いい結果を出せてホッとしています」

西園正都調教師
「先日はおめでとうございました。川田騎手がこれまでの競馬を参考に馬のリズムを大事にしてくれたのがいい結果に結び付きましたね。勝つことが出来ましたが、まだしっかりしていないところがありますし、川田騎手が言っていたように、完成するまでは成長を促しながら大事に出走させていく方が良いと思います。今後の予定はトレセンに戻って状態を確認したうえで検討させていただきます」

まずは今年初めての勝利。そして自分としてはアドレの新馬戦以来ほぼ1年(大雑把)ぶりの勝利を上げることが出来て本当に良かったです。あとからブログを上げる予定でいますがサッカーを見に行っていて周りに人がいっぱいいるなかで声を上げることができず、心の中で叫びながら勝利した瞬間に思わずガッツポーズをしてしまったくらい嬉しかったですね。LINEやTwitterでも多くの人からお祝いの言葉を頂いたのも嬉しかったです。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。なんか久しぶりだったのですごく嬉しかったですね。はっきり言ってサルトアトランテは勝ち上がれると思っていた馬でした。と同時に運やら展開の助けやらが必要だなぁと思っていたのも事実。能力はあるはずなんだけどさてどう糸口を見つけようかという感じでした。

勝ったレースっていうのはすべてが上手く行ってる(様に見える)ので、下手だけど勝ったなみたいなレースって出資馬ではないのですが、今回の川田騎手ほど騎乗に助けてもらったという様に思えたレースはありません。いつもインに閉じ込められてしまう馬を難なく外に出して4角回るときには先頭に立って伸び伸びとレースをしているのを見るのは初めてでした。馬のリズムを大事にすればいつの間にかインに閉じ込められてしまうし、それを嫌って少し早めにスパートすれば調教師の言うように未完成なので伸びきれずに終わってしまう。自分は川田騎手が今回の鞍上に決まった時、もちろん勝負に行くタイミングだと思ったのでありがたいと思った反面、勝ちに行き過ぎて沈むのではないかと思っていました。でも全然そうじゃなかったですね。もちろん大前提で勝つというのはあるのでしょうが、川田騎手の場合は、適切な形でレースを運んでそれで負ければしょうがないという騎乗に見えました。ポジションを取りに行ってるわけじゃないんですよね。自分のリズムで走らせているだけ。自分のリズムを阻まれそうなときにだけ抵抗する(力を使う)という感じで、極力ストレスの無いようにレースを進めているように見えました。勝てる力があるんだから前で無理にでも押し切れるとか、詰めが甘いからポジションを下げるということではなくて、走る力があるんだから適切な位置でレースを進めようという感じ。勝ちを前提にレースを組み立てるというよりは、レースの中で勝ちに近付こうとしている感じがしました。もちろんそうじゃない馬もいると思いますが、サルトアトランテには現状この乗り方があっていたんだなと思います。何を言ってるかわからないと思いますがこの馬のパトロールビデオを全レース見てもらえればなんとなく言いたいことは伝わるじゃないかなと思います。川田騎手に乗ってもらえたことは幸運でしたし、リーディングジョッキーの凄さを感じました。

関西馬にしては珍しいくらい現地に行っていて、デビュー戦含めて3回現地で見ています(しかもすべて口取りを待機した状態で)が勝つときはこんなものですね。何度も見に行った馬なのでとにかく未勝利を脱出することができてよかった。伸び伸びと走る姿を見れたことが何より嬉しいし、いつもレースを頑張ってくれる馬なので良かったです。川田騎手がコメントでも触れているように返し馬のときはいつもゲート裏まで厩務員さんが引いて歩いているような馬なので、関係者の方たちにもおめでとうとありがとうを言いたいですね。走りを見ていてもなんだか芝のほうが良さそうなフットワークをしていますし、言及もされていますから、そういった可能性も含めてまだまだ付き合える馬だなと思います。伸びた走りって言われるとどうなんだろと思うかもしれませんが、自分の過去の出資馬にも伸びたフォームと言われていたグランシルクという馬がいて、成長して走りが固まって重賞まで行きました。もちろんそこまでとは言いませんがサルトアトランテにもこれからも頑張ってほしいですね。