先週日曜の中山1レース、ダート1800mの未勝利戦に出走したルコントブルーが勝利しました。
1057
勢司和浩調教師
「大外枠からハナに行く形にはなりましたが、その分スムーズな競馬が出来ましたし、この馬にとっては楽なペースで走れました。それに最後はまた突き放す勝ちっぷりでしたので、先々も楽しみですね。乗っていただいたヒューイットソン騎手からも『ゲート入りは特に気になりませんでしたし、スタートしてからもリズム良く運べて、難しい癖は無かったですね。また、距離はもっと延びても良いと思います』と褒めていただけました。この仔のこれからの課題はゲート入りを含めて、どんどんレースに対して前向きさを損ねる雰囲気があることです。これまでもそうですが、精神的に追いつめたりしない方が良いタイプだと思いますので、今後もその点を踏まえて育てていきたいですね」

前走は正直に言えばあまり期待をしていませんでした。見ての通り大柄なので初戦から力を発揮できるタイプではないんじゃないかなと思っていたのもありますし、調教等の過程もそこまで強気になれる感じもありませんでした。そんな中でのあのレースぶり。勝ち馬は調教から凄く動いていて所謂確勝と言われるくらいの馬でしたし、楽なレースぶりをした勝ち馬に対して厳しいレースをしながらも力を発揮したことを評価していました。なので次走はどんな相手だろうと勝つだろうと思っていましたし、レース後天栄に放牧された後も1月、2月のレースに使うんじゃないか?と思うくらい順調に乗り込まれていたので期待をしていました。パドックで見ても仕上がりは良さそうでしたし、ここ数ヶ月では一番自信を持っていました。

レースは大外から好発を決めると軽く促して先手へ。前走が後ろから追走だったことを思うと、この辺りはかなりしっかりしてきたのかなと思います。1コーナーで先手を取れたのはかなり大きかったと思います。後は無駄なことを考えず自分の力で押し切るだけでしたからね。重馬場とは言え1分54秒7の時計は立派でしょう。ジェダルが勝った500万下のレースが1分54秒0だったことを考えれば、相手が揃ってさらに競るような形でさらにパフォーマンスを上げそうな気がしますし、グリーンチャンネルの先週の結果分析で言及されていたように、最後の直線の残り150mくらいで手前を替えてからはさらに加速していますからもっと力を秘めているように思います。レース後放牧に出たため次走は今の所未定ですが、次のレースも楽しみな内容だったかと思います。

良いパフォーマンスで勝つことができたのでいずれは大きいところに行きたいと思ってしまいますし、この時期の3歳ダート馬は番組が少ないので、チャレンジしてほしいなと思うレースは色々とあります。そう思えるのも牧場サイドと厩舎サイドがじっくりと育ててくれたことに尽きると思います。前にも書きましたが、この馬はゲートが怖くて近寄ると震えて怖がってしまうような馬だったんですよ。それがネックで中々ゲート試験が通過できず、消耗してしまい牧場で立て直しました。追切を数本こなすと脚が腫れてしまったりだとか、そういう弱い面を持っていたのを、かなり時間をかけて良くしてもらったと思います。一回レースを経験してその後の放牧でそういった面が出なかった。(少なくとも更新では)そういうところもレースを見る上での自信でした。これは厩舎と天栄の連携があってのものだと思います。

自分は一口を始めたタイミング本当に色々なクラブ馬について研究しました。その中にはもちろんこの馬の姉レッドクラウディアもいました。こんな馬をいつか持ってみたいなぁと思う対象で憧れみたいな感じでしたね。その下のレッドロンメルは自分の出資馬スペシャルギフト同じく父スペシャルウィークで金髪という共通点でPOG雑誌に並んで掲載されることが多かったのでよく記憶しています。シルクで募集されたブレーヴストーリーはあの当時のシルクの募集馬の中では目玉の一つと言ってもおかしくないくらいでした。共通するのはどの馬も脚元に不安を抱えていたということ。言いたいことは大体名前が決まった時のブログに書いている(キズナはダート種牡馬)のですが、ここまでの過程を改めて見返すと大事に使ってくれている勢司厩舎と天栄の判断に見を委ねようと思いました。良い勝ち方をしてくれるのはホントに楽しみをくれますね。これからも無事で良い走りをしてくれれば。