表題の通り先日発表されたシルクの第二回追加募集馬10頭についてあれこれ書いていきます。今回は良し悪しについても触れますが気がついたことが多めかなと思います。ちなみに昨年の同時期も同じようなことをやってたのでよければ。ジェダルとピラミッドムーン以外はまずまず予想通りかなという感じの記事になってたようです。



※馬体画像等はこちら。募集動画はこちらからご確認ください。

No.75 バランセラの2018(父キングカメハメハ)美浦・萩原清厩舎
父産駒だけに筋肉量豊富で馬格もあり良く見えるが、相対的に幹囲が細いのではないか…?というところと、前脚の繋ぎに負担が掛かりそうな作りをしているというのが印象。左前が若干外向していますかね。活躍馬の姉が脚部不安で長期離脱していたこともあるし、走る能力が備わっていればこその不安点。坂路の走りは及第点。手前を変えてから伸びてる感じは良いですよね。正直バランセラの血統に興味がないというところ、キンカメ産駒がここまで温められているのも不気味ですしどうなんだろうと疑って見ている側面が強いですが、普通に走ったら「あ~馬体は良かったもんねぇ」と振り返る感じです。(無責任)

No.76 レスペランスの2018(父ダイワメジャー)美浦・田中博康厩舎
募集写真より募集動画冒頭の静止シーンのほうがよく見えるというあんまり見ない例です。500キロを超える馬体で幹囲が…というのはバランセラと同じですが、手先が軽くこちらのほうが柔らかいので良い気がします。まだ緩さはありますが幅があり力強い返しができるトモも良いですね。坂路も走りも水準級でしょうか。いわゆる15-15でやっているところも好感で、無理に良いところを見せようという感じがないのが好感です。ブリンカーをして単走なので気性的に何かあるとしても目を瞑ることができるくらいですね。ダイワメジャーの母父としてキンカメはプラスともマイナスとも思いませんが、リファールやヘイローは良いのでAlzaoは良いのではないかと思います。

No.77 アルビアーノの2018(父ドゥラメンテ)美浦・木村哲也厩舎
自分の記憶が確かであれば元々はキャロットで募集される予定だった馬な気がします。ここまで見送られた理由はサイズとトモの弱さかなと。左トモ(逆かも)に違和感を感じます。繋も柔らかいというか緩いという感じですかね。坂路の動画でタイム詰めているのもどうなんだろうと思う要素で、並走している馬が寄せて行っているのもなにか意図がありそうで気になります。最後はちょっと促していますもんね。募集カタログでは非力な印象を感じないと書いてありますが、自分は非力に見えます。でも能力がないわけではなさそうという謎の感覚ですね。入厩してすぐデビュー…もしくはこのまま鍛え続けるにしても勝負は年明けかなと思うので、ここから馬体が増えるとかしっかりしてくるとかそういうところに勝負を掛けるのであれば血統馬ですし全然ありかなと思います。アルビアーノの子が一口6万円で買えることはないでしょうしね。

No.78 ロッシェノワールの2018(父カレンブラックヒル)美浦・池上昌和厩舎
後ろから見たときのトモの振れ具合を見るとしっかりしていないんだろうなぁ…と思ってしまいますね。後ろから見た時にガクンと落ちる感じもあるので弱いんだろうなと。坂路の動画のスタートが珍しくスタートしてすぐで、その後編集して最後の直線のところまで飛んでいるのも気になります。プラスで気になるところがないんですよね。

No.79 アクウェイントの2018(父Union Rags)美浦・手塚貴久厩舎
前脚は固めですが力強さはあり、後ろの繋も立ち気味なのでダート馬でしょう。背腰の筋肉がしっかりしていて良いですね。坂路の動画は大飛びでコーナー回るときのスピード感とかは凄く好きです。5月生まれですしこれからもっと乗り込めば大飛びのフォームもしっかりしてきそうですね。懸念という懸念はないですが、ここまでシルクの外国セール出身馬ってあんまり走ってないんですよね。それを踏まえた上であまり日本で活躍馬が出てない父産駒の馬をこの時期にこの値段で手を出すかとなるとちょっと考えてしまいます。そろそろ風向きが変わってきそうな気がしますけどね。

No.80 サファリミスの2018(父ハーツクライ)栗東・藤岡健一厩舎
前脚に若干の違和感を感じますがハーツクライ産駒なのでご愛嬌でしょうか。全体的に柔らかいですね。後ろから見た時にトモがフラフラと左右に触れるのですが、力強さもあるしこれはシンプルに柔らかすぎるからという気がしなくもないです。横から見たときには本当に素晴らしく見えますね。坂路の動画をみるとやっぱりハーツクライ産駒だなという感じがします。この母父って日本でも何頭か走っていますが、ハーツクライとの間だとしっかりするのに時間がかかる馬が多い。柔らかいハーツクライってあんまり聞いたことがないですし、そんな感じのハーツクライ産駒を今、そしてこの厩舎で特段買う理由があるかなとは思います。

No.81 スピードリッパーの2018(父ルーラーシップ)栗東・清水久詞厩舎
前脚の左右の繋の長さが違うような気がしますが、毛色による錯覚かもしれません。そこの長さの違いで内向が起きているような。トモの幅が小さく曲飛なのもマイナスですかね。坂路ではバカみたいに大きなフォームでダイナミックに走っているのは好感なのですが、口向きの問題かフラフラしているのが気になります。トレーニングセールの様子を見ているわけじゃないですからね。こういう癖みたいなものはちょっと気になる。兄弟に牡馬が2頭いますが、2頭ともせん馬になっていますからね。勝ち上がりはするんでしょうが脚元とか気性とか考えると大勢はしなさそうだなぁ…みたいな。

No.82 カレドニアレディの2018(父オルフェーヴル)栗東・寺島良厩舎
胸前が深くトモの容量がある程度あるのは好感。馬体的に否定するところはないのですが、あくまで自分の好みとしてこういう馬体ならもうちょっと背中が詰まっていた方が好きだというのと、ウォーキングをしている時にトモに二等辺三角形ができる馬が好きなんですが(伝わらない)この馬は股関節のところにもう少し筋肉がついていればなと思いました。坂路の動画がないのが気になりますよね。ナチュラルに一時休止だとしても、怪我等による遅れだとしても気になります。そういう要素がある時点で自分は検討外ですかね。

No.83 メリーウィドウの2018(父ダノンレジェンド)栗東・石坂公一厩舎
顔が小さく首が太いのでキャプテン翼みたいなシルエットになっています。若干まだトモ高ですがそれ以外馬体で気になるところはないですね。適度に硬さがありますがダート馬だろうと思うので良いですね。坂路でのフットワークも良いのでこの価格なら楽しみがありそう。(母も同額だった記憶があります)成長待ちとこれからの乗り込み次第でプラスしかないでしょうからこれは有りだと思います。

No.84 ラッキートゥビ―ミ―の2018(父Uncle Mo)栗東・松永幹夫厩舎
全体的なガタイや肉付きは良いですがまだまだ成長を待ちそうな感じがしますね。トモは幅がありますがもう少し肉が乗って欲しい感じでしょうか。これからどんな感じに成長していくか楽しみですね。自分は確実に出資申し込みしないですし、現状見えている中から出資する要素はないと思っているのですが、素材として凄く楽しみですし、今年の外馬2頭がどんな過程を辿るかは来年に活かせるんじゃないかなと思います。