先週のレースで敗れたゼアブラヴが引退となりました。

小崎憲調教師
「藤井勘一郎騎手には好位でレースを運んでほしいとオーダーしていましたが、その通りの競馬をしてくれたと思います。レース後、ジョッキーに話を聞いたところ、『好位でレースを運べましたし、4コーナー手前で先頭に並び掛けるところまで考えていた通りの競馬が出来ました。ただ、直線に向くとスタミナが切れたのか、バッタリ脚が止ってしまいました』と話していました。1,600mに距離を延ばして追走が楽になったところまでは良かったですが、その分スタミナが持たなかったですね。本来の行きっぷりがあれば、距離を短くすればいいのでしょうが、ここ最近は影を潜めているだけに厳しいかもしれません」


先日の近況の際に「今回結果が悪いと…」という旨のことを書きましたので、この結果に終わったことである程度覚悟はできていました。もちろん残念という気持ちもありますが、中央の舞台でこうして戦っていくよりも、地方で数をこなしながらレースに使える環境のほうがこの馬にとっては良いんじゃないかなと思っていましたね。

自分にとってこの馬は、新馬戦を勝利し、なかなかのメンバーが揃った2戦目までの姿が本当の実力だと思っています。というかそこで時が止まっているような感覚なので、引退が決まった今でも能力が発揮できれば…という思いでいます。だから地方で走るうちに本来の力を取り戻すこともあると思っています。度重なる骨折やアクシデントがありながら…しかも良績と呼べるのは昨年の福島での2着のみです。それでもここまで引っ張ってくれたのは、恐らく関係者も元々発揮していた力を取り戻せれば…というのがあったのではないでしょうか?この馬は体重の増減が本当に大きくて、それは強く攻めきれなかったところが間違いなく要因だったと思います。脚元がなければ…と思うのは先日のアステリアもそうでしたが、なんとも恨めしいですよね。

この馬の出走を現地で見たことは一度もなかったのですが、どこで見ていたか記憶に残っていることも多いんですよね。自分としては久々にしがらきに見学に行けたことも良く覚えています。もちろん6歳まで出資馬というカテゴリーで毎週情報を追っていたからだと思うけど、なんとなく日常に染み付いた馬というかそんな感じがします。寂しいですね。でもきっと地方で活躍できると思っています。今後の活躍を楽しみにしています。
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