すみません。前の記事は小ネタのつもりだったのが長くなりすぎたので続けてです。

与太話です。

数年前から絵画を見るのが好きで、先日フラッと1時間ほど車を飛ばしてちっちゃい美術館に行きました。自分以外の観覧者はいないような場所だったのですが、前に結構ハマっていた時に見たかったような絵が数点展示されているということで行きました。

美術なんてほんとに嫌いで一度も良い成績を取れたこともないような人間でしたが、こうして大人になると好きになるから不思議です。自分はサッカーでも競馬でもアイドルでも、本当になんでもそうですが、全然なんもないことを深く考えるのが好きなのかもしれません。絵を見てるとそういうところがくすぐられるような感じがして好きなんですよね。上で書いているハマっていた絵は印象派と言われるカテゴリーのもので、そこから現代アートに至るまでの感じが好きなんですが、人によってはただの下手くそな絵に見えなくもないし、多分うまいと感じる絵は人それぞれなんだと思います。ちなみに今回は佐野ぬいという女性画家の絵が個人的に気に入ってしばらく眺めていました。
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この絵は以前やっていたバスキアという画家の展覧会の撮影可能エリアで取ったものなのですが、まぁ何がなんだかわからないけど凄く価値がある絵です。よくわからないけど惹かれている多くの人は、Supremeのシャツなら幾らでも出す人と変わらないのかもしれません。でも冷笑気味に書いていてもそれが間違っていると証明できるものは何もなくてそれが良いと思います。たまに4つの絵の中に1つだけ本当に価値のある絵があって、それを当てるみたいな企画ってあると思うんですが、あれで価値がないとされているものを価値があると思ったところで間違いじゃないと思うんですよね。(この人の絵を当ててくださいなら間違いなのですが)例えば上のような絵も、何でもないものを誰かが価値があると感じて、それがバブル的に跳ね上がったわけでしょうし。

一口馬主をやっているともちろん活躍して価値あるものを見つけたいなと思うのですが、結局は使い得る客観的なデータと、あとは自分が価値があると感じるものを選ぶしかありません。あるに越したことはないものを全て揃えていてもダービー馬になるわけじゃないですからね。そうはわかっていてもたまに周りが見えなくなる時があるので、そういう時に絵はぴったりだと思っています。モヤっとしたときに良いです。

余談ですが、自分の父は幼少期から絵が上手くて賞とかを取っているような人間なのですが、そんなような教育は父から受けたことが無いせいか自分には全く伝わらなかったなと最近まで思っていました。上述のように美術館にかなり通っていた時期に凄く好きな作家が居て、その話を父にしたところ、父もその画家が一番好きで家に数点あったのにはさすがにびっくりしました。なんでびっくりしたかというと、その絵が自分がいつも通っていたリビングにずっと飾られていたからです。育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないみたいな話でした。