Sweet dreams

カテゴリ:引退出資馬 > プレビアス

プレビアスの引退が決まりました。

「札幌での様子をよく観察していたのですが、日に日に苦しさが増していました。というのも、先週のあたまに札幌へ行って見たのですが、日曜日に再び確認するとその数日間で背中からトモにかけての肉がさらに落ちてきたんです。おそらく芯の部分を傷めていて、それにプラスして皮膚病も出てきたので内臓面から疲れが出てきていると思われます。何とかしなければいけないと思い、できる限りのケアを施してきたのですが、ここまでの経緯を見ると、たとえ放牧に出して治療したとしても未勝利期間内に立て直してレースへ向かうということは難しいと言わざるを得ません。最初に馬を見せていただいた時は良い格好をしていて楽しみだと期待していたのですが、体質面の弱さに悩まされました。芝、ダートと長めの距離で活路を見い出そうとしたものの思うように変えていけず、会員の皆様の期待に何とか応えられればと取り組んできたのですが誠に申し訳ございません」(萩原師)追い切りでハ行した時点でかなり厳しいかと思いましたが、可能性にかけ、何とかケアしながら中山での限定未勝利戦への出走を模索してもらっていたのですが、さらに状態が悪化してきてしまいました。懸命なケアを施してもらったにもかかわらず体が細化し、大事な筋肉まで落ちてきている状況では満足いく状態でレースへ臨むことは難しく、良い結果を望むことも不可能と言わざるを得ません。このままではいたずらに時間と経費をかけるだけになってしまうため関係者間で協議を行った結果、ここで現役続行を断念することとなりました。

24日にレースに出走予定でしたが、追い切りでハ行になった時点で未勝利戦中の復帰は厳しそうだなと正直思っていました。何より体質に悩まされたわけですがその体質に関しても入厩するまでは分からなかったのですから怖いですよね。何も不安なく乗り込んでいるはずなのに何故か入厩しないし、かといって進んでいる感じもしないというのは暗に体質が悪いんだなと思いました。ステラグランデの時も思いましたが、はやくレースに出して経験させることで徐々に強くなるのは間違いないと思います。だからこそなかなかその気配がないのは、そうできない理由があると思った方が良いですよね。

ハービンジャー産駒とアドマイヤサンデーの牝系からはヴェロニカグレースが出ていますし悪くはない目の付け所だったかなと思いますが(母父ジャンポケが良いという可能性が高いですが)体質が付いてこなかったのは母が高齢だったからのかなと。ただ憧れの牝系に関わることができたので幸せでした。もちろん結果は出て欲しかったですが、改めてはやくデビューができて継続して乗り込むことができるのは強みだなと感じましたし、フレームが良くても中身が付いてこなければ意味がないと思いましたね。このところ出資馬の怪我が続いているのですが、それはやはり大型馬が多いからだと思うのでサルトアトランテしかりアドレ しかり微調整を掛けて選んでいるのですが、そういう面も含めて勉強させてもらいました。勝てなかったですが、これだけ苦しんだ出資馬も珍しいしレースに出てくれてありがとうと感じます。この馬から学んだことも今後に生かしていかないといけないですね。

アズールムーン
石橋脩騎手
「内枠でずっと馬場状態の悪い内側を通りましたから脚を取られる場面もあり、最後は脚が上がってしまいました。もう少しいい馬場で走らせたかったですね。外に出す手もあったのですが、馬込みに入ると周囲に気を使いそうな感じもあったので、思い切って逃げました。でも調子が落ちている時はゲート裏で発汗が凄くて、スタート後からすぐにハミを抜いてしまいそのままということもありましたが、今回は返し馬からゲート裏の雰囲気がとても良かったですし、競馬でもガリガリ押しているわけではなくスッとハナに立ち、最後までそれなりに頑張っていましたから、復調気配の窺える内容だったと思います。ただ上がりは涼しい顔をしていたので、まだ本気で走ったという感じではないようです。とにかく賢い馬なので苦しいことを覚えているのだと思います。ですから一度にすべてを求めるのではなく、一つ一つ改善していければ本来の走りを取り戻してくれると思います」
斎藤誠調教師
「なかなか結果を出せず申し訳ありません。石橋脩騎手は前向きなことを言ってくれましたが、この結果では言い訳できません。中間は一時静脈炎の症状がぶり返したこともありますし、ここは一息入れてもう一度態勢を整えたいと思います。次は目先を変えてダート戦も視野に入れて検討したいと思います」


プレビアス
小崎騎手
「大型馬でもありますから、ある程度はポジションを取りたいと思っていたのですが、モサッとしたところがあってスタートから出してもなかなか進んでいきませんでした。ペースアップにもちゃんと対応して、直線に向いてからはいい走りを見せていましたし、前半でもっといい位置から運べていればまた違ったはずです。距離はこのくらいか、まだ延びても大丈夫だと思います」

萩原調教師
「素質的には悪くない馬だと思いますが、若さが目立ち、所々見せる仕草からもまだ走ることへ向かい切れていない面もあるので、それが先週の競馬で悪い形として出てしまったのかもしれません。ワンペースなところがあるのですが、正直あそこまでの形になるとまでは想定していなかったですね…。しかし、あれがこの馬の素質というわけではないはずです。良くなるには時間が必要なのは否めませんが、競馬を経験したということは馬にとってプラスになる部分があるはずなので、糧にして今後につなげたいですね。レース後ですが、脚元はレースを経て悪くなったという印象はありませんでした。特に疲れが出やすい球節部分ですが、こちらもさほど変化はありません。レースの2~3日前くらいのときと同じくらいかなと感じるくらいの状態に思え、走ったことで反動が出たということはなさそうです。ただ、力がついてきてしっかり走れるようになるとそういった心配事が出てきても不思議ではないですから、以後も気を付けて大事に接していかなければいけないと思っています。いったん放牧に出して立て直し、少しでも前進させられるように持っていきたいです」


どちらも大敗だったわけですが、ある意味予想通りでもあったのでそこまで残念…というわけでもありません。勝つときもあれば負けるときもあるので最近は一喜一憂しないのですが、でもここまで負けると何か活かしたいなと思うわけですよ。

先日Twitterである方に調教助手の方が「ハミ受け」の話をしていて、そもそもハミ受けもわからない自分が何か考えるのもアレなのですが、要約すると正しいハミ受けができればしっかりとしたフォームで走らせることができ、ちゃんと走ることができれば、しっかりと鍛えることができるということだそうです。だからハミ受けは大事なんだというお話でした。これって坂路動画を見る時の参考になるんじゃないかなと思ったんですよね。さすがに自分たちはちゃんとハミ受けできているのかというのはわかりませんが、ただ乗っている方のアクションや馬の走り方を確認することはできます。自分は色々な馬を見る中である程度こういう走りをすることができれば大丈夫っていうのがあって、それを指標にすると、プレビアスは身体が出来ていない(鍛えられてる感がない)けど走り方は悪くないなっていう認識でした。ただ改めて天栄での坂路動画を見てみると、確かに足さばきは悪くないのですが、首が高く、なのに乗っている方はどちらかというと促し気味、それって少なくとも効率の良い走りはしてないんじゃないかと思いました。ここでも散々書きましたがロングランメーカーの様に四肢がバラバラに見える馬も今まではどうなんだろう…という対象でしたが、また一つ自分の中で見るポイントが増えました。アグレアーブルなんかは首の高いフォームですが、それでも走れるのはそこも含めて効率の良いフォームなんでしょう。当たり前ですが全体的に見ないとダメってことですね。

これまたTwitterの話ですがプレビアスを買い目に入れていますっていうツイートをぽつりぽつりと見ました。意外と普段は出資馬が買い目に入ってるのを見かけることが少ないので、珍しいなと思いながらも、さすがに何が買うポイントなん?と聞くわけには行かないので類推すると、プレビアスのフォルムってとてもキレイだなと思うんですよね。そこが自分の出資ポイントの一つでもあったわけですが、だとすれば良い結果がでなかったのは中身ということになります。この馬のデビューに至るまでの経過で思うことがあって、それは1歳馬の時点で”らしからぬ馬体”とか”早くから行けそう”と評価されていた馬がなかなかペースアップに至らず、なんとなくデビューに至るのは何かしらの問題がある、或いは継続的に乗り込んでも変わってこないということなのかなと思います。残念ながらプレビアスはステラグランデやプラチナフェアリーと同じように変わってこなかったなぁというのが印象としてあります。それが調教の時計とか普段のコメントからも出ています。変わって来ないながらも最初からまずまずの動きを見せていたキャプテンロブロイとか、2歳の夏を境に凄く良い馬になったグランシルクやファンディーナと色々なパターンが味わえているのが本当に勉強になります。プレビアスにはデビューを境にしっかりしてきたというパターンになることを願います。身銭を切らんとこんなに思考せんわけですよ。

アズールムーンは悪くないレースだったと思いましたけどね。正直師はレース勝つつもりだったん?見通し甘すぎん?という感じですが、まあこれでダートに矛先が向くのであれば良かったのかなと。でも自分もスタートからの4角回った辺りまでは悪くないレースだったと思いますし、石橋脩は神だなという感想しかありません。ちなみにどちらとも放牧だそうなので、出資馬の次走がグランシルクの中山記念で大分間隔が開きそうです。

先週の北大路特別にタガノアスワドが出てるよって教えてもらってへぇ~と思ってたら勝ち馬がブルークランズでした。タガノアスワドはつばき賞、ブルークランズは新馬戦で共にファンディーナの2着だった馬ですね。今週であのデビューから1年経つと思うとエモい。まだ1年なのかというくらいの濃い時間を過ごすことができました。先日の愛知杯を制したエテルナミノルはカサロサーダの引退レースの勝ち馬です。残念ながら怪我で引退となってしまいましたが福永騎手が賞賛してくれた素質は、無事だったらどこまで行けたのかなと思ってしまいますよね。さすが重賞を勝ってるとは思いませんけど。

出資馬の競争馬名が決まりましたので、最近の動向を含めて簡単に書いておきます。

d_026200552gatu
※画像はシルクHC公式HPより
競争馬名 ロングランメーカー
欧字表記  Long Run Maker
意味由来 ミュージカルの連続上演+父名の一部。母名より連想
血統    父エンパイアメーカー 母ミュージカルウェイ

個人的に非常に良い名前がついたのではないかと思います。今年は自分も名前を考え応募しましたが、正直エンパイアメーカーの皇帝からの連想ばかりしていたので、この名前が出た時はその発想に驚きました。勝手にイメージして申し訳ないのですが、この馬が活躍するとしたらダートだと思っていて、ダートの上級馬って長く活躍する馬が多いし、息の長い馬が多いんですよね。そう考えるとこの名前は非常に良いと思うし、名が体を表してくれる馬になってくれれば良いと思います。
正直なことを申し上げると、この馬の坂路動画を見た時は「なんてひどいんだ…これは未勝利で終わるかも知れない…」という感想でした。自分がこの時期の坂路動画を見る時の基準として、とにかく一にも二にも正面からの身体のブレが少ないことを重視しています。人によって見るところは色々あるんだと思いますが、少なくとも自分はこれで結果が出てきたので、少なくとも1月更新の動画を初めて見た時には絶望を感じる走りでした。更新を見ると走りに集中してないとか、気性に課題があるということが触れられています。今まで育成段階で気性的に問題視される馬に出資してきていないので、果たして関係があるのかないのかわかりませんが、この走りの原因が気性にあるならそうであってほしい。もしそうでないなら乗りこみの中で改善されることを願うしかないという感じです。
まぁここまで結構なことを書いてますが、走り方が汚かろうが、足が曲がってようが、体重が350キロしかなかろうが、走る馬は走るし走らない馬は走らないので、僕は最初に感じた”この馬こそエンパイアメーカーの最高傑作”という感覚を信じたいし、それしか出来ないので、まずは無事に入厩し、デビューしてくれることを願います。

bd7d80e8371a4ca29ce7725cf19c3a94
 ※画像はキャロットクラブ公式HP
競争馬名 プレビアス
欧字表記 Previous
意味由来 前を行く。常に先頭に立って駆け抜けてほしい。父名より連想
血統    父ハ―ビンジャー 母アドマイヤサンデー

アドマイヤサンデーの子供たちには色々な由来の名前がついてますが、キャロットクラブに回ってきた近年の活躍馬の名前にはアルファベットのAがついている馬が多いので、なんとなくAから始まるワードを探していましたが、由来部分がほぼ一緒の名前がついたので、この名前に関しても満足です。ここまで書いていて思いましたが、満足ですという表現は命名者に失礼ですね。ありがとうございますおめでとうございますという感じです。ハ―ビンジャ―って先駆者っていう意味だったんですね…。それを全く考えずに自分でノ―ヒントに連想してこれに近付けた自分がちょっと怖いです。
こちらは本当にいたって順調なんですよね。過程も凄く良いし、走り姿も悪くないんですよね。芝で走れなくてもダートで走れそうとか、そういう血統をしている馬でこの走りができていれば1勝は固いと言えるのですが、さすがにハ―ビンジャ―でどうなるかわからないというところで強気には言えませんが、1勝はできるのではないかというのがここまでの感想。萩原厩舎のハ―ビンジャ―産駒ということで、それこそサーブルオールくらいの時期にデビューして、同じくらいの活躍ができれば理想。ただ血統的脚下のリスクも考慮されてもうちょっとじっくりした調整過程になるのではというのが勝手な想像。父のおかげで早くデビューできるなんてことになれば良いと思います。ここまで全く不安のようなものは感じられないので、できれば夏の札幌とかでデビューできればいいですよね。ハ―ビンジャ―産駒特有のボックス体型というのは個人的に好きで、産駒が募集され始める時から注目していたんですよ。サンマルティンのデビュー戦を見た時、この種牡馬に注目して間違いじゃなかったって思ったんですけど、ここまでは燻っていると言われても仕方のないような産駒成績になっています。その状況を打破する馬がこの馬であれば良いと思うし、This is ハ―ビンジャ―な馬体をしているこの馬が活躍すればこの父の評価も変わってくるんじゃないかなと思うんですよね。さすがにそう思わせるのはハードルが高いですけど。この父が好きですし、この馬の活躍も願っているので。

 

シルクの1次募集が終わりましたので、今年の出資確定馬についてまとめたいと思います。諸事情あり2015年生まれの馬についてはこの2頭で出資終了…のはずです。

まずは前に多少触れましたがキャロットクラブに入会してまで欲しかったのがこの馬です。
d2c4466727d2146c6f72abf30955e528
※画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しています
アドマイヤサンデーの15(父ハービンジャー×BMSサンデーサイレンス) 
出資理由は前も書きましたが、憧れの血統だったという1点に尽きます。ハービンジャーが懸念されてあんまり人気がなかったんだと思いますが、個人的にハービンジャーは嫌いじゃなくて、かつプラチナフェアリーのリベンジも兼ねて出資しました。調べてて思ったんですけどノーザンファーム生産でかつクラブ募集のハービンジャー産駒の牡馬って半数以上が勝ち上がってるんですよね。だから悪くないと思ったってのもかなりこじ付けですが、募集ビデオを見ていて目に止まったのがこの馬だった、でこの血統だったのだから仕方ない。ダービーをとは言いませんが、それなりのところまで行けるんじゃないかなと思うんですよね。脚が持てば…とかレースに出られればと言われてしまうこともある血統でもありますが、信じないことには何も始まらないですからね。とにかくこの血統に関わることができて僕は嬉しいです。

d_02560954
※画像はシルクHCの許可を得て掲載しています
ミュージカルウェイの2015(エンパイアメーカー×BMS Gold Away)
血統的には全く興味がありませんでしたが、募集動画を見ていて思わず見惚れてしまったのがこの馬でした。今年のシルクは正直いい馬がいっぱいいたと思うし、この馬以外にもサロミナとレーヴドスカーに申し込みを行い落選しましたが、1番よく見えたのがこの馬でした。なぜ人気にならないのか?血統か?価格か?それらが理由なら僕は行かない理由にならないなと思いました。「いい馬なんだけど高かった」というのは、よく高額馬が勝ち上がったときに聞くセリフですが「本当にいい馬だと思ってたの?」と思うわけです。人それぞれ予算っていうものがあるのもわかるし、安馬専門だって言う人もいるのでしょうが、本当にいい馬なら行かないのもったいなくないですか?まぁそこまで確信がもてるかもてないかというところが焦点なのだと思います。僕は確信してこの馬に行くことに決めました。エンパイアメーカー産駒は正直未知ですが、フェデラリストを見たときからいつかは持ってみたい種牡馬の1頭でした。芝なのかダートなのか距離は持つのか持たないのか、そういうことも全くわかりませんが、とりあえず勝ち上がることを目標としていた時とは違う、”特別な何か”を持っていそうな気がするんですよ。本当に楽しみな馬です。


この2頭が2015年の出資馬です。そして多分一口馬主として出資する最後の馬になるのではないかなと思います。前にブログでも書きましたが勝つことが当然となってきた今、高みを目指していきたい的なことを書いたと思いますが、シルクの募集を振り返ってもミュージカルウェイが取れたのが奇跡と思うくらい競争倍率が高く、本当に良い馬を出資するのが難しくなってきました。勝てる馬を持つことはより容易くなっているのかも知れませんがそこに閉塞感を感じるようになってしまっているのだからしょうがない。ダラダラと続ける趣味ではないと思いますし、ここが引き際かなと。アドマイヤサンデーという憧れの血統に出資することができましたし、キャロットならそういう馬を持てる可能性があるとも思うのですが、そこまでがっつくほどの気持ちは今はないんですよね。

心残りはアグネスタキオンの血でリベンジできなかったこと。でも競馬が続いていく限りいつかはチャンスがあると思いますし、お金を持ってちゃんとした馬を買えるようになるくらい頑張るしかないかなと。現状はベストな馬に中々巡り会えないですからね。心のなかにはいつもありますからね。1頭でも出資馬が残っている限り放棄をしたりはしないので本当にやめるのは数年先の話になると思いますし、その間に心が変わっている可能性もありえます。まぁその時はその時で。でも心残りがないくらいチャレンジできる出資馬たちだと思っています。
 

このページのトップヘ