Sweet dreams

カテゴリ:引退出資馬 > ワンダーワーク

今日も別のことを書こうと思っていたのですが…。ワンダーワークがデビューを前にして怪我で引退ということになりました。

2018/11/28
栗東トレセン
先週の土曜日にエコー検査を実施。結果、両前肢に浅屈腱炎を発症していることが確認された。程度としては軽症ではなく、関係者間で協議したところ、残念ながらこのまま引退することになった。今のところ、金曜日に中央登録を抹消する予定。「まだそれほどビシビシとは追っていなかったんですが…。弱さもあって耐え切れなかったのかもしれません。馬っぷりが良かったので期待していたのですが、競走馬としてデビューさせることができず、申し訳ありませんでした」(浜田師)

自分的にはこの世代で一番期待をしていたのですが、浅屈腱炎発症により引退となりました。それにしても両脚って…。別に陣営を攻めるわけでも外厩を攻めるわけでもないですが個人的にはかなり引っかかることがあるので経過だけでもまとめておきます。

2018/08/02
栗東トレセン
栗CW良  88.3 73.0 59.6 46.4 18.3 一杯追バテ 
トロハ(新馬)一杯の内7.7秒遅れ 
*中村将之騎手騎乗で3頭併せ。2頭で先行の内から。真ん中に併せて4コーナーを回ると、早々に手応えが怪しくなり、徐々に後退。最後はバタバタになり、直線半ばでは止まりそうになっていた。心房細動でも発症したのかと心配したが、脚元を含めて特に異常はなし。「気の悪さがある。両側から挟まれたらビクッとして止めようとしていた。それにまだ体力的にも6Fからの追い切りは厳しかったかもしれない」(中村将之騎手)とのこと。もう少し基礎体力強化が必要なようだ。なお、現状で競馬まで進めていくことは厳しい状況のため、放牧に出して鍛え直すことになった。土曜日に吉澤ステーブルWESTへ移動する予定。「4コーナーまでは良い感じだったんですけどねぇ…。それにしても最後は止まり過ぎ。進めていけるかと思いましたが、ちょっと体力的に厳しそうですね。元々はゲート試験のあとはひと息入れるつもりでしたし、今は無理しない方が良いでしょう。1回、放牧に出して立て直します」(師)

これが今年の8月のこと、正直この更新を見て「えっ…?」と思いました。自分的にはかなり期待していたのもありましたし、早期デビューできそうなくらいのところを敢えてこの時期まで待ってレースの予定決めてその次の週の追い切りがこれでしたので。いくら能力と体力がなくてもなんかおかしくない?と思いながらも体力不足と言われるとそうなのかなという感じで、まぁしょうがないなとこのときは思っていました。

2018/08/07
吉澤ステーブルWEST
移動後、右前肢の下部に腫れが見られたが、エコー検査の結果でも腱に異常は確認されず。獣医師の診断では「軽い腱鞘炎かも。熱感や痛みもないので、運動を休ませるほどではない。そのうち腱鞘液が吸収されていくだろう」とのこと。歩様に違和感もないため、現在は普通キャンター中心に乗り込んでいる。まずはじっくりと調整し、体力強化を図っていく。「脚元は多少水っぽい感じもしますが、このくらいなら大丈夫でしょう。充分注意しながら進めていきます。追い切りでバタっと止まってしまったように、まだ体力が足りないようですね。仕切り直しの気持ちでしっかり乗り込んでいきます」(担当者)

これが外厩に戻って初めての更新。なにかちょっと怪しい雰囲気ですよね。

2018/09/11
吉澤ステーブルWEST
引き続き、週1回15-15を行っている。乗り込むごとに馬体、動きともに良化。この休養でひと回り大きくなったようにも感じる。ちょうど良いタイミングで成長を促すことができたのだろう。15-15程度であれば余裕の手応えで走っているように体力面の心配もなさそうだ。あとは浜田調教師から指示が出るのを待つだけ。帰厩に向けて本数を重ね、更に状態を上向かせていく。「やっぱり動きは軽いですね。15-15のあともケロッとしていますし、こちらの調教では体力が足りないように感じることはありません。声さえ掛かれば、もういつでも大丈夫そうですよ」(担当者)

体力不足じゃないんじゃない?という意見を外厩はずっと言っていました。

2018/10/17
栗東トレセン
坂路(普通キャンター)
*明日、追い切る。デビュー戦については未定で、動きを見ながら検討していく予定。「初日は少し硬いところがありましたが、牧場で強い調教をしてから移動した分でしょう。週末からは全然問題ありませんよ。あとは、これから追い切っていってどれだけ動けるか。まぁ、しっかり乗り込んでもらったので大丈夫だとは思いますが。前回は少し性急だった感があるので、じっくり進めていきます」(師)

帰厩しましたが硬いというのは言われています。

2018/10/18
栗東トレセン
栗CW良  90.9 75.1 60.3 45.6 15.1 馬ナリ余力
マテラサンオウ(新馬)一杯の外0.4秒先行5.7秒遅れ
*3頭併せ。僚馬の外につけ2頭で先行、もう1頭が2馬身ほど追走。道中はなかなかの行きっぷり。大外を回って進出した時にはそのまま押し切るかと思われたが、直線半ばからやや失速気味に。最後は馬なりで流してきた。結果として大差遅れだが、無理しておらず特に心配する必要はないだろう。前回のようにバタバタになっておらず、ひと息入れたことでの以前よりは良化は感じられる。今後もじっくりと時計を重ね、良化を促していく。「もうちょっと時間を掛けた方が良いかもしれません。3コーナーまでは良かったんですが、手前を替えたら内にモタれていました。調教を重ねてきて、苦しいところはあるんでしょうね。今日はこれが精一杯でした。テンの行きっぷりにはすごく良いものがあるし、ここを乗り越えてほしいですね」(助手)。「時計的にはちょうど15-15。ただ、前回よりましとは言え、同じような格好になってしまいましたね。すみません。でも、助手も話していたように、持っていかれそうなくらい行きっぷりは良いですからね。この止まり方を見ると、もしかしたらチップが合わないのかもしれません。獣医さんに診てもらっても馬体に問題はないので、調教コースを工夫しながら進めていきます」(師)
2018/10/24
栗東トレセン
坂路(普通キャンター)
*上がりの歩様に若干違和感あり。獣医師の見解は「肩周りの筋肉痛」とのこと。調教を重ねてきて疲れが出てきたようだ。なお、このまま無理して進めていくことは得策ではないとの判断から、再度放牧に出して立て直しを図ることになった。近日中に吉澤ステーブルWESTへ移動する予定。「先週の追い切りの後はそこまででもなかったんですけどねぇ。今日は普通キャンターなのに、最後の方は歩様がバラバラになっていました。良いものは持っていると思いますが、まだ弱いところがあるようですね。今は無理する時期でもありませんし、申し訳ありませんがもう1回立て直すことにしました。筋肉痛だけなので、良くなればすぐに戻してくるつもりです」(師)

追い切りで再び動けず。チップが合わないという意見もありましたが本当にそうなのか…?と疑問に思っていました。そしたら反動で翌週には上のような更新。

2018/11/06
吉澤ステーブルWEST湖南分場
引き続き、パドック放牧とウォーキングマシーン運動を行っている。歩様には見せていないが、若干両前肢に浮腫みが感じられるようになってきた。近く検査を行い、その結果が出てから今後の進め方について相談する予定。それまでは経過を観察していく。「まだこちらにきてから乗っていないんですけどねぇ…。ちょっと脚元が気になるので、少し様子を見たいと思います」(担当者)

これが今月の初め。そして一番上の更新に繋がります。これは想像でしかないですがおそらくずっと屈腱炎のような状態だったのではないかなと。だからハロン15くらいのところまでは体力でなんとかしてるけど、それ以上速くは動けなかったのではないかなと思います。元々体力的なところで優れていた馬で順調も順調すぎるくらい乗り込めていた馬でしたから体力不足と言われてなんだか腑に落ちないような感じでしたが、結果的には脚が悪かったのかな。まぁほんとのところはわからないですけどね。

トランセンド産駒ということもありかなり楽しみにしていたので正直残念です。無事にいけていれば絶対にいいところまで行けたという思いが強い。ただだからこそ順調にデビューして走ってくれている馬に感謝せねばなりませんし、ここまで頑張ってくれたワンダーワーク号にもその思いがあります。昨日ドリームオブジェニーの記事で書きましたが、この馬に関しては育成牧場で乗りながら良くなって行った馬で余地を感じる馬でした。これだけ変わったのはグランシルク以来かなと思うくらいの手応えでしたから本当に残念。出資していると色々なことがありますね。出資した上でデビューできなかったのはスーパーバレリーナの2012以来ですが、あの馬の場合は1歳の今の時期でした。育成を経て厩舎まで行ってデビューできなかったのはこれが初めて。スーパーバレリーナもそうですが手応えを感じたときにこうなっているので戒めかもしれませんね。そう思うのはワンダーワークに失礼かもしれませんが、この経験も絶対糧にしてやろうと思います。そうじゃなければそれこそワンダーワークに失礼だと思うので。お疲れ様でした。忘れられない一頭になりました。

ユニオンオーナーズクラブに入会しました。いや正確にはまだしてませんが出資できそうな感じなのでもう大丈夫なはず。一口馬主をやめる宣言から数ヶ月。僕には一体なにが起きているのでしょうか…。

ユニオンって毎年数頭良いなと思う馬がいて、でもまぁ掛け持ちするほどでもないかなという評価でした。それこそ特攻でターファイトに入ってファンディーナに出資したというレベルの欲しい馬は今までいたことがありません。ただこれがシルクで同じ価格、同じ厩舎なら検討対象な馬はいるクラブでした。もう好きな馬をクラブ関係なく出資して、全てが満たされれば良いという一口馬主フェーズ(そんなものはない)に入ったので、今年も募集が始まったのを知り、よっしゃ見てみるかなと思ったら想像以上に良い馬が多く驚きました。個人的にはユニオンorノルマンディーのどちらかに入会しようかなと思っていたので、入会金無料なこの機会に真剣に検討をしました。ノルマンディーに入ろうと思っている理由も入会金が掛からなく会費が激安だからという理由からなので、そこは大事な要素です。ただノルマンディーに関してはクラブ創設時から募集馬全て見てるはずなのに、活躍する馬を見抜けたことがないんですよね。ほんとにピンとこないんですよ。このところノルマンディーの活躍は素晴らしいものがありますが、まぁわかんねぇもんはわかんねぇんですよね。今後入る可能性が無きにしも非ずですが。

長々と書きましたがユニオンで応募したのはこの2頭です。(いや2頭も応募したんかーいw)

ダッチェスドライヴの2016 
父ヒルノダムール 母父ストリートセンス 昆貢厩舎 橋本牧場生産
何からどう書けばいいのかわかりませんが、今年度のユニオンに注目してみるきっかけとなったのは間違いなくダッチェスドライヴの影響でした。そもそも産駒数が少ないヒルノダムール産駒が父の生産牧場から父を育てた厩舎で募集されることなんて、そんなにないかなと思います。このプロフィールを買うために存在している馬というか、だから馬自体はひょろひょろだったりガリガリだったりと、ありがちな見せかけ馬なんだろうと思いながら動画を見ると、これがめちゃくちゃ良く見えました。全体的にまとまっていてパっと見たときに目につく欠点は見当たらなかった。トモの形は綺麗ですし、踏み込みもしっかりしていて単純に良い馬だと思いましたね。じゃあなんでこの値段なのか?なんでヒルノの冠でデビューしないのか?というところを考えたときに、ぱっと思いつくのがサイズくらいしか思い当たりません。体高、胸囲、管囲ともに自分がいつも出資する時の基準から考えると若干足りないのですが、シルクの募集時期は9月ですし、成長期を考えれば若干差し引いてもいいかなとは思いました。母は500キロを超える大型馬だったので、できれば大きくなって欲しいと思いますね。昨年ヒルノダムール産駒を募集したのはロードだけだったと思います。それが産駒の中央初勝利となったロードゼスト。馬体がかなり良く見えて結構注目していたのですが、厩舎も特に関係もないし、かつての鞍上が乗るわけでもないしというのでやめてしまいました。特に後悔をしているわけでもないのですが、形が好きなダムール産駒はそれなりのものになるのではないかなという変な自信があります。


シーダーアラジの2016
父トランセンド 母父アラジ 浜田多実雄厩舎 増本牧場生産

こちらは完全にノリで選んでしまいました。あまりにもトランセンドに似てるんですよね。ユニオンにシルクの馬を選んでいたときの測尺基準を超す馬は少ないのですが、この馬はクリアしています。シーダーアラジは牡馬だとでかく、牝馬だと小さいというのがこれまでの産駒なのですが、それなりにでかくなりそうなシーダーアラジの2016が、姉たちより大きくなったときにどんな結果がでるのかに賭けました。動画を見ても均整がとれた良い馬体をしてるかなと思います。若干トモが小さいというのが気になるところですが、父もマッチョというよりはきれいな馬体をしてるタイプだったと思うので、良いとは思いませんが、ここがこの価格の理由だとも思うので妥協点です。厩舎に縁もゆかりもないような感じがするかもしれませんが、浜田調教師といえば小林稔厩舎に所属でした。小林稔と言えばフサイチコンコルドなわけです。その後に所属していた谷潔厩舎も良く乗っていた厩舎でしたし、浜田調教師もマテラアリオンなど数頭乗っているんですよね。小さい理由ですが、そういう理由があるだけで今の自分には十分です。

この2頭以外に本気で悩んだ馬が2頭いました。1頭はナスケンアイレスです。最初見たときにはこんなのめちゃくちゃ逸材だろとそれこそドリームオブジェニーの2015を見たときくらいの感覚に陥りました。ただ良い馬をだな~と思ったんですが、本当にめちゃくちゃ良いと思った馬なら迷わず出資のボタンを押しているだろうし、そうでない時点で自分の中でその程度なのかなと思ってしまいました。良い馬だけどそれ以上の何者でもないかなと。良い馬以外に出資する理由が見つかりませんでした。まぁ普通に走るでしょう。もう1頭がティックルピンクです。これも出資しなかった理由はナスケンアイレスと変わらないんですけど、ティックルピンクの初仔のティックルゴールドはまだ入厩前に天栄に見学しに行った時におすすめされた馬だったんですよね。一緒に見てた人と「ステゴの牝馬でひょろいし…」ってんで検討することもなくだったんですが、トータル3勝して大崩なく現役を全うしたのを見ると今でもあの時は甘かったなと思い返すんですよね。その後その下の兄妹とかも良い結果残してて、この馬もそんなイメージができそうな好馬体なんですが、やっぱりそれ以上に良い理由が見つからなかったという感じです。それ以外にもいい馬はいましたが特に悩んだのはこの2頭でした。

ヒルノダムールもトランセンドも自分をときめかせてくれた競争馬です。その2頭の子供にいつかなんらか関わりたいとは心で思っても、実行することって難しいんですよね。ただ自分をときめかせてくれた騎手が競馬の世界に帰ってくるかもしれないというニュースが自分の中の何かを変えたと思います。正直復帰できるなんて微塵も思っていないです。でも”もし”戻ってきた時に”もし”自分の出資馬に乗る機会があり”もし”それがかつてのパートナーの産駒だったら…。本人はなんとも思わないのかもしれないですが、個人的には逃すわけにはいかないんですよね。特に産駒の少ないヒルノダムール産駒では、このダッチェスドライヴが最高傑作なんじゃないかなと思っています。だからこそ僕はこの2頭を出資した状態で待っていたいですし、そうでなくてもこの2頭には思い入れる理由が存在します。ちょっとでもいい成績を残して欲しいですよね。全く自信はないのですが、自信なんて逆にいらないかなと思います。

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