Sweet dreams

カテゴリ:引退出資馬 > カプラン

水曜日の大井競馬の自己条件戦で10着に終わったカプランのファンド解散が決まりました。
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※写真ターファイトクラブ公式HPより
楢崎功祐騎手
「馬が不器用で、コーナーでは常に外に張る感じになってしまい、能力を発揮しているとは言えない状況です。コーナーで外に張るので、そこで置かれてしまい、直線でも止まってはいないのですが、どうしてもこういった競馬になってしまいます。結果を出せず、申し訳ありません」
栗田裕光調教師
「調教であれだけ動ける馬なので、力的にはこのクラスでこんな競馬しかできないはずはないのですが・・・。ただワンターンの1200mに使うと言っても、今日騎乗した楢崎騎手を含めて、この馬には1200mの流れは忙しいというのが評価ですし、また、最近は大井でも登録の際に成績が考慮されるようになり、登録頭数も多く、今開催も除外馬も出ており、このまま使うにしても次はそれらが優先されるので、そのあおりで除外される可能性もあります。残念ですが潮時かもしれません」

怪我から復帰した後のこの3戦、決して悪い内容だったとは思わないというのが正直なところです。ただこの条件でこの走りしかできないとなるとこの先は…というところに疑問符がついたのが前走後の更新からも明らかで、そのため正念場(悪くても馬券圏内?)というのが義務付けられたレースでした。レース前のコメントでは調教師から「騎手はスタートから出していかなくても流れに乗せられる」とコメントをしているという話だったのですが、スタートからムチは入るはガシガシ追われるわ…で何が起きているのかさっぱりわからなかった上に、流れに乗るどころかどんどん位置取りは後ろになっていって4角を回る頃には大外というレースぶりでした。この騎手と調教師の間で行われていた会話は一体なんだったのでしょうか…?思えばこの調教師は「騎手はこう言ってる」的な会話が多くて、デビュー前の会報では「矢野騎手が惚れている感じ」とかそういうコメントが多かった。の割に更新された調教動画のとかの動きはイマイチ動ききれている感じがしないなぁ…と思って迎えたデビューはあんな感じでまあそりゃそうよねという感じでした。カプラン募集の頃にはツアーたったりファンミーティングだったり顔を出してたのに近頃すっかり顔だしませんもんね。管理馬他にもいるのに。登録しても除外になってしまう可能性があるから潮時ってのも最高にダセェ。まぁ明らかにやる気がなくなってるんでしょう。

この馬は矢沼ステーブルでの調教見学会に参加して出資をした馬でした。トウケイタイガーやソルテの従兄弟という血統背景に気に入り、馬体にもある程度納得することができたのと、初年度世代の出資馬シルクエドワーズ以来に南関東競馬に所属する馬でチャレンジしてみたいということで出資した馬でした。またそれと同時に馬体について再度勉強したいというきっかけになった馬ですね。当時はこの馬踏み込みが力強く、ちょっとトモの送りが怪しいけど時間とともに改善されていくイメージでした。レースぶりを見ると最後に脚を使えたのは大井の外回りで、内回りに対応できませんでした。騎手コメントにもある通りコーナーの度に減速してしまうイメージで、競争生活を通して後ろがしっかりしてこなかったなぁというのがあります。今思えば踏み込みが力強いのではなく、繋がダート馬らしく固く、曲飛気味で力がないために着地だけ力強く見えるだけだったんだなと。自分はこれを現地でジャッジしているのですからシンプルなミスですね。このトモの弱さを持ちながらも恐らくカプラン自身は常に全力で走っていたのだと思いますが、コーナーとかで減速する原因が気が入っていないからという認識になってしまい、弱い身体で続戦されたことから怪我をしてしまいました。復帰後は集中していないとか言われなくなっていますからね。

ターファイトはいわゆる損切りということが可能なクラブです。怪我した後明らかにこの馬の出資者たちはいなくなりました。ツアーで自分にこの馬のことを熱く語っていた人とかすら普通にいなくなってますからね。気持ちはわかるけどもうちょい待とうぜというのが心のなかにずっとあって、それでも恐らくそうやって出資者がいなくなることでより活躍が求められ、結果ほぼ1年の休養後に3ヶ月の成績不振で打ち切られてしまうのですから悲しいことです。競走馬はお金を出す人がいて成り立つですからしょうがないことなんですがね。

自分個人としてはカプランを通して再び南関東競馬に関われたこと、二頭目の出資馬の初戦の鞍上が矢野貴之騎手でえらく喜ばせてもらったこと、身体がしっかりしないながらも出走できるタイミングでは休むことなく毎回走ってくれたことに感謝しています。引退は引退ですが、この後は馬主が代わり金沢競馬で走るそうですから、また元気に走っている姿がみれれば良いと思います。復帰後3戦しかしていませんから消耗も少ないでしょうし、レースを走ることでトモに力がついてくれば活躍できるんじゃないかなと思っています。シルクエドワーズの時も不本意な形でしたが、カプランはまた違う意味で不本意な形になってしまったなぁ…結局地方所属馬(中央所属とか再ファンド的なのは除いて)で勝利をあげることができませんでした。もっともっと勉強していつか南関のクラシックに参戦できるような馬に巡り会いたいなということはまた改めて思いましたし、お金を払う価値があった馬だと思っています。楽しい思いをさせてくれてありがとうございました。

先週の木曜日、大井競馬第1レースに出走したカプランは4着でした。
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達城龍次騎手
「基本的には理想的な位置は取れたのですが、思っていた以上に終始手応えが良くなかったです。追い切りではいつも引っ掛かって行くし、今回はブリンカーも着けたので、気が良くて引っ掛かる位で行くかなと思っていましたが、テンから丸一周追いっぱなしでした。揉まれるのが良くないのは分かっていたので、外々を回って3~4番手につけて行きましたが、それでも全然進んで行きませんでした。砂も大して被ってはいないのですが、今日のところは、ブリンカーをつけても、あまり変わらない感じでした。最近、追い切りは、ものすごく良いのですが、精神的に脆いところがあるのか、全然馬が本気で走っていない感じです。ただ、あの手応えでも4着に来るので、もう少し真面目に走ってくれればと思います」
栗田裕光調教師
「ブリンカーを初めてつけたので、砂を被らないような位置で進めてほしいと騎手にはお願いして、その通りの競馬をしてくれました。ただ、まだ走りが子供ですよね。逃げていると言うか、道中ずっと外に張りっぱなしでした。最終追い切りも馬なりで良かったし、馬体も筋肉がだいぶついてきて、かなり良くなってきたなという感触はあり、追い切りではだいぶ前向きさは出てきたので1発を期待しましたが、レースでの前向きさという点がまだ欠けていますね。そこが解消してレースで調教の良さが出てくるようになれば、もっと上に行ける馬だと思います」
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平日で仕事だったため現地では見られませんでしたが写真班がわざわざ観戦に行ってくれたおかげで写真が潤っとります。その写真班から送られてきたパドックでの動画を見ると、いい感じに筋肉がついてきた上に柔らかく歩けていたのでこれは調子が良さげでは?と思っていました。ただ以前にどろんこの馬場で大敗したこともあったし、基本的には嫌気がさすとダメな馬なのでさてどれくらい持たせられるかなという感じでした。
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レース前に陣営からは「今回は控えて最後に脚を使えるように」という感じのアナウンスがありましたが、好発を決めると比較的前でレースを進めました。ただ騎手が触れているように終始気合をつけられてという感じで「あー今回もダメかもしれん」と思いながらもただレースをやめることなく4角を周り、外々を回りながらも最後までじわじわと伸び4着。具合の良さを感じていたのでどうにももどかしい感じがしますが、それは騎手調教師コメントからも伝わると思います。
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それにしても君、泥かぶらなすぎじゃない?と思うくらい気を使って乗ってだったので、これが内枠だったらとぞっとするのですが、ここ数戦は見られなかった良化の気配は感じたのでよかったと思います。走りに集中していないのは間違いないので、なんとか走る気になってくれればいいなぁと思っています。デビュー時に比べると本当に良化していると思うので。達城騎手もかなり工夫して乗ってくれているだけになんとかそろそろ結果がほしいところ。おそらくクラスも上がらないと思いますし、次走はさらなる前進を期待したいですね。もちろん必ずしもそうならない気性というのも理解していますが。
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先週の水曜日にカプランが出走し3着でした。
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達城龍次騎手
「スタートは速かったですが、二の脚が速くなく、あの位置からになりました。道中は終始前の馬のキックバックを嫌がってまったく真面目に走っておらず、向上面でかなり気合をつけて早々に鞭も入れたので、外から見たら不安な感じだったと思いますが、手応えはかなりあって、直線で動かせれば、いい勝負が出来ると思いました。今日は2番枠だったので、インで砂を被りましたが、外だったら道中スムーズに運べて、結果も違ったのかなと思います。今日の感じだと、距離は1600mの方が良さそうかなと感じました」
栗田裕光調教師
「達城騎手には『ほっとくとマイペースで走る馬なので、気を抜かせず最初から動かしてほしい』とお願いして、行けるようであればハナへ行ってほしいともオーダーしましたが、二の脚の差で行けませんでしたね。道中も終始嫌々をして、騎手をだいぶ手こずらせていたようですが、直線で最後までしっかり追ってきてくれました。今回の競馬がいい刺激になればと思います。この調子でドンドン競馬に使いながら鍛えていきましょう。最初は、この開催と2月最初の大井の両方は使わないつもりでしたが、予定を変更して中1週で2月4日からの大井開催へ向かいたいと思います」

相変わらず行きっぷりはよくありませんでしたが、今までの中では一番見どころがあるレースだったかなと思います。達城騎手との相性も良さそうですし、ここで続けて使ってもらえるのはプラスだなと思います。次走はクラスが一つ上がると思いますが、こういうレースぶりなら楽しみだなと思っています。コンスタントに走れるのは嬉しいことです。


そして日曜日の中京ダート1800mに出走したグロリアスホープは12着でした。
横山武史騎手
「今日は外を回った分、3コーナー辺りで手応えが怪しくなってきて、最後は馬がガス欠みたいな感じで一杯いっぱいになってしまいました。あとは、まだ馬が競馬を理解していない部分もありそうです。とても良い身体をしていますが、まだ緩い部分があり、馬自身が自分の身体を使いこなせていない感じです。今日はまだ2戦目ですし、これから実戦の中で経験しながら馬の精神面と身体面での成長を促していければ、それも自然と身についてくると思います」

前走後かなり調教の内容がよくなっているように思っていたので、あっさり勝つんじゃないかなくらいまで思っていました。なので外を回ったとか色々あると思いますが、少し残念です。ただこういう風にレースを重ねることができるのは良いことだと思いますし、力尽きたという感じではありましたが、外から被せられてもやめてる感じはありませんし、着差ほど負けてないかなとも思うので、なんとか徐々に力をつけていってもらいたいですね。距離は長い方が良いと思いますし、また3月の中京開催とか出られたら良いなと思います。いっぱいレース出れるようになればいつかチャンスがあるタイプかなと思いますので、そのチャンスを逃したくないですね。また頑張ってくれるでしょう。


今週はフロントラインがデビュー予定。マーガレットリバーも京都の芝マイルの未勝利戦に出走予定です。

本日の大井競馬2レースに出走したカプランは3着でした。
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画像はターファイトクラブ公式HPより(前走時)

前開催から続けて出走となったレースでした。レースに慣れて雰囲気は良くなったとのことでしたが、なんだか調教のタイムは変わっていない感じでしたし、かと行ってそんなすぐには変わらんかなという感じではあったので、とりあえず前走からマイナスになるようなレースじゃなければ良いなと思っていました。

レースは2番手で進めながら楽な感じで4角へ。そこから一気に上がったペースについていけず、かと言ってバテてるわけでもなくという感じでなんとか3着。見栄えは悪いですが3着に残ったことが立派だなと思ったのでとりあえずは良かったです。ここから進歩していければ。調教師も騎手もコメントしていますが、調教でももっと切れるようにスピードアップできるようになったら結果が出てくるのではないかと思うので現状はこれが精一杯。でも逆に言えばこのくらいの感じでもそれなりのレースはしてるように思うので進歩に期待しています。もっと筋肉がつくといいですね。

矢野貴之騎手
「スタートの立ち方が微妙で一息でしたが、2番手から競馬が出来たように、走りっぷりは新馬戦よりも前進しています。前走は内を見るような感じで体を歪めながら走っていましたが、今日は真っすぐしっかりとハミを取れていました。欲を言えばメリハリが欲しいですが、これからだと思います。最後は、伸びてはいないのですが、バテてもいない感じです。現時点では長い距離の方がいいのかも、しれません」

栗田裕光調教師
「乗り方はこれだけの騎手なので、矢野騎手に任せました。逃げるイメージがあったかもしれませんが、速い馬もいたので、それを先に行かせた感じでしたね。勝馬を追いかける形の2番手で、なおかつ3番手には馬も迫ってきて、ずっと挟まれる格好でしたが、それでも崩れずに、きちんと走れたのは良かったです。道中も上手に走れるようになり、内容も進歩したと思います。あとは、追い切りで終いの時計がもう少し出るようになることが課題です。それが出せるようになれば、最後の直線ももっと伸びてくると思います」

これは余談ですが前に出資していた大井競馬所属のシルクエドワーズも突き放されながらもしれっといい着順になることが何回かあったんですよね。3戦目の時は2着だったのですが、その時は1.4秒差でした。今回は2.5秒差ですか。まぁしっかり走れるようになればこの差は埋まると信じてますからね。今回賞金がそれなりに稼げましたので再下級の条件では走れないのかなと思いますが、走りながら力がつけられればいいですね。条件が上がるということはいい馬が出てくるということ。そこでも所属のリーディングジョッキーが乗ってくれるようならいいなぁとは思っていますが。

11月16日大井競馬1レースでデビューをしたカプランは5着でした。

矢野貴之騎手
「普段と変わらない雰囲気で、パドックでも程よく気合が乗っていい感じでしたし、スタートも上手く出てくれました。前に行けるのは強みですが、外に張りながら、身体を歪めながら走っていたのは気になりましたね。追い切りでもそうですが、最後の手応えはいつもあんな感じで、最後もバテている訳でもないので、これからも粘り込みの競馬が基本になると思います。欲を言えばあそこでもうひと伸び出来れば、よかったんです。ただ、追い切りがピリッとしなかったですが、レースを使った分、これで変わってきそうな感じがします。いろんな意味で、これからだと思いますよ」

栗田裕光調教師
「最初のレースで馬がまだ分かっていないので、パドックでは大人しいと思いましたが、雰囲気はよかったです。ただ、走り自体は幼いですね。ハナを切って行きましたが、ラチがないところで内に入ってみたり、まだ集中していない感じは多分に見受けられました。それと、ゲート入りに覆面を被せましたが、普通の馬であれば、少なからずソワソワするのに、この馬は泰然としているのとは違いますが、動かずに人に押されるのを待っている感じでした。そういった面を含めて、まだまだ子供です。あとは、ここまでかなりみっちりと追い切りをやりましたが、普通であればあれだけやれば馬体は変わってくるのに、この馬は身体つき、特に筋肉があまり成長してこなかったです。もしかすると、追い切りの負荷では足りないのかもしれません。だとすると、競馬を使うことによって変わってくれるんじゃないかなとも思っています。こればかりは様子を見なくてはいけませんが。結果は残念ですが、今日の競馬自体は内容的にも悲観するものではなく、ハナに行けたのは大きな収穫でしたし、変わってきそうな手応えも感じました」

研修がまるっきり被っておまけに暗い中でビデオ鑑賞だったので「いやこれ動画見られないやんけ…(光って)」と思いながら、切り替えてレースだけみようと思っていたら殊の外早く終わったおかげで移動時間に出走がかかってしまい、レースをリアルタイムで見ることができませんでした。正直あんまり期待していなかったので「惨敗してなければいいなぁ…」と思いながらでしたが、落ち着いてからレースの映像を見るとすごくいい感じでレースをしているではないですか。何なら直線半ばくらいまですごくいい感じで進めていて最後までワンペースという感じではありましたが、想定していたよりは悪くないレースだったかなと思います。調教師も言及していますが、自分も写真などで見ていてフレームの割に筋肉感がないなぁと思っていて、そういう面が今回レースに使ったことで改善されるようなら良いですよね。というかまぁこれ以上に悪くなることはないかなと思いますし、次のレースが楽しみになる形ではありました。馬に問題がなければ使っていきたいですよね。

前にも書きましたが一口馬主を初めて一番最初に出走したのがシルクエドワーズという馬でした。同じように大井競馬でデビューし鞍上は矢野貴之騎手(勝負服はターファイトのものですが)…そして同じ5着でした。6年経っても同じ着順で再び奮い立たせろよと言われているようにも感じたし、でもエドワーズの1着とのタイム差は3.0秒、今回のカプランは1.1秒。そのタイムの差くらいはあの時から成長しているのかなとも思うし、なかなかシビアで見つめ直すきっかけとなりそうなレースでした。エドワーズは2歳のこの時期に怪我で引退をしたわけですし、そのくらいの時期まで我慢してデビューできたカプランを祝うべきなのかもしれません。新馬戦というのは怖いものでその先の展望が見えることもあるし一気に真っ暗になることもありますよね。今これを書いている段階でもマーガレットリバーの新馬が30分後に控えているわけですが、カプランに関しては悲観することはないかなと感じました。もちろんこの出来でも初戦から圧勝できる馬であってほしかったですけどね。そういうところも含めて見つめ直せという受け取り方をしたいと思います。まずはデビューおめでとう。

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