Sweet dreams

カテゴリ:引退出資馬 > ハーモニクス

先日のレースで先日のレースで優先出走権を得ることのできなかったハーモニクスが引退となりました。
ハーモニクス
※画像はシルクHCより
武市康男調教師
「今日は出負けしたことが全てですね。3~4コーナーでは自らハミを取って動いてくれていましたので、ブリンカーの効果は有ったと思います。ただ、切れるタイプでは無いですし、前に行って粘り込むような形の方が合う馬ですので、厳しいレースになってしまいました。隼人(吉田隼人騎手)のコメントは『前が止まらないレースで、後ろから競馬した馬たちにとっては厳しい展開でした。ブリンカーの効果に期待して前走よりも前で運べるかなと思っていたのですが、スタートして躓いたのが痛かったですね。前目で運べればここまで負ける馬ではないです。また、向正面で他馬に合わせて捲っていくことも考えましたが、動くと直線では脚を使えないと感じで、終いに賭ける競馬をしました。それが却って良くなかったのかもしれませんね。上手く乗れずに申し訳ないです』とのことでした。今回も状態的には申し分無かっただけに、勝ち切ることが出来ずに申し訳ございませんでした」

昨年の7月に踵の骨折を負い、苦しい競争生活になってしまいました。3月にデビュー戦を迎えてから6戦をしてくれましたが、おそらく競走馬にとって大切な2歳夏から何か月にもわたってのロスが大きかった印象ですね。ボルトが入っている馬なのでおそらく攻めた調教を重ねることも普通の馬に比べればままならなかったはずです。短いスパンでこれだけ走ってくれたことには感謝したいですね。

その短いスパンの中で、この馬の場合はちょっと色々とかみ合わなかったと思っています。今回のレースでブリンカーを付けたこともそうですが、スタートで出負けしてしまいましたよね。明らかに行く気がある1コーナーまでの姿は今までに見られないものだったので惜しいと思っています。あそこからガツンと行かせるなんていう選択肢はないので騎乗に文句はないです。そこまで攻めずにでも1200mのダートを使わざるを得なかった初戦。使ったことで良化し権利を取るも続戦できなかった2戦目。権利使えず混合戦に出走した府中でのレースも、その後の経過を思えば早い段階で北海道に連れていくという選択肢があっても良かったはず。明らかに状態が伴っていなかった芝のレース。やっと良化しながらも権利がなく混合戦に出走した5戦目。(そもそも芝のレースを予定していました)そして今回のレース。時間があればもっとこの馬を探れたと思うので、経過だけで陣営を批判する気はありませんが、更新を見ていて「うーんそれで大丈夫かな…」と思うことが多い馬でした。

Ifの話をしてもしょうがないですが、現状のこの馬を見ると”ギリギリ勝ち上がれる馬”だったかなとは思っています。ただギリギリ勝ち上がれてもボルトが入ったこの現状を見るとなかなかその後の勝ちというのは難しかったと思うんですよね。今回のレースを終えた後に「地方で延長戦をやるのはかわいそう」と思いました。伸びる余地はあるけど、ここまで使ってきた後なので余裕はないですよね。サラブレッドオークションを経ての地方での現役続行かなと思っていましたが、繁殖入りするということはおそらく関係者の中にもそういう意見があったのでしょうし、なにより血統的に優れた一族なので、この馬にとってベターなのかなと思います。

コロナウイルスのよる無観客競馬開始と同時期にデビューしたため、競馬場で姿を見ることは叶いませんでした。このことだけが残念だなと思いますが致し方ないですね。産駒がどこで見られることを楽しみにしています。一口馬主を始めて以来ソニンク牝系に憧れを持っていました。結果は伴いませんでしたが、憧れを叶え夢を見せてくれた馬ですし、ハーモニクスの名前が2代母、3代母とブラックタイプに刻まれることを願っています。いつかシルクで産駒が募集されたらいいな。”ぼくがかんがえたさいきょうのはいごう”を載せてこの記事を締めます。
サトノダイヤモンド×ハーモニクス

先週土曜日の中山1レース、ダート1200mの未勝利戦でデビューしたハーモニクスは7着でした。
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武市康男調教師
「既走馬が相手でしたから、正直流れに乗りきれるかどうか不安でしたが、スタートを決めて促していくと、好位を取れましたね。良馬場で前半の3ハロンが34.4秒と言うことを考えれば、平均ペースだと思いますし、初戦から今日の流れで前に付けることが出来たのは大きな収穫です。また、津村騎手に話を聞くと『道中の雰囲気は良かったです。ただ、直線に向いて追い出してから物足りないですね。もっと脚を使えそうなのですが、経験の差なのか思ったより弾けなかったです。距離はもう1ハロン有っても大丈夫そうですよ』と答えてくれました。調教でも手応えの割に少しダラっと走るところがありますし、この馬の課題となっている部分が出てしまった感じですね。とは言え、今日はそれなりに上がりの速い競馬で、その中でも最後まで頑張ってくれていると思います。骨折経験もありますので、まずはトレセンに戻って馬体を良く確認させていただくことと、この中間は飼い葉食いが安定していませんでしたから、レースを使ってその点がどう変化するかを重点的に見てから、今後の予定を決めさせていただきます」

新馬戦の登録頭数が多いこと等を考慮して未勝利デビューとなりました。鞍上はこの予想通り津村騎手でしたね。武市厩舎シルク所属馬の主戦といえる存在なのでこの起用は良いものだったと思います。前回の記事でも書きましたが、調教師のトーンが上がってきていないということがあったので、どうしたもんかなと思いながらのデビュー戦でした。

パドックでの印象は悪くないものでしたね。デビュー戦でしたが重苦しい感じはありませんでした。それほど調教の本数を乗っていたわけでもないですし、仕上がりは早いタイプなのかもしれません。コンパクトにまとまりながらも確実に筋肉は存在している感じでした。骨折してデビューが遅れた経緯があるので今後どうかわかりませんが、芝で走れてもおかしくないような印象を受けました。

レースは五分のスタートから軽く気合をつけられて3番手のポジションへ。外の馬から被せられるのを嫌ったのか、そこを避けつつ内に入っていったのが結果的にキツイ展開になったのかもしれません。あそこでもうワンテンポ遅く行ければ掲示板はあってもおかしくなかったのかなと感じました。ただ、内に行ったことで砂も被りましたし、気合をつけて前に行くこともできたのでこれは今後に生きそうだなと思いました。調教師が事前に指摘していたように最後の直線でのひと伸びみたいなものはなかったので、これは今後の改善に期待したいと思います。思えば追切のタイムも全体時計的には平均以上だと思いましたが、ラストの1ハロンで13秒ギリギリ切るくらいの時計が多かったんですよね。脚元のことがあるので一杯に追切をすることがなかったのと、あとは実戦に行ってどれくらいというのがわかったので次走は変わってくるのではないかなと思いました。おそらく放牧となるのではないかなと思いますが、乗り込んで府中の牝馬限定ダート1400mとかに向かう感じでしょうか。

グダグダと色々書きましたが、とにかく無事にデビュー戦を終えることができて良かったです。昨年夏に後脚の趾骨(繋から蹄のあたり)の骨折をしてボルトが入っているわけですからね。この症状を検索してみるとまさにボルトで固定するレントゲンの写真とかが出てくるのですが、こんな状態で走ることができるなんて凄いなぁと素直に思います。思えば出資馬のグランシルクもこの骨折(前脚)で競争生活を断念せざるを得なくなっているんですよ。先日見学に行った際に元気な姿を見ましたが、スタッフの方に「ボルトが入っていますからね」と触れられる程度にはやはり正常ではないんでしょうし、パッと見てそれがわかる状態でした。そんなことを考えながら前日に色々と考えていたら、とにかく無事で走ってほしいなというのが一番に頭に出てきました。出走するからには良い結果を願うのですが、とにかく無事に一戦消化することができてよかった。もちろん一戦消化できたからといってこれからも大丈夫というわけではないのですが、このレースを経験できたことが馬にとっても厩舎関係者にとっても自信になっていれば良いと思うし、自分もそう信じようと思いました。力は備えているはずなので、いつか勝てると思っています。次は現地で見たいですね。

間隔があいてしまいましたが3頭目です。これが最後です。
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※画像はシルクホースクラブの許可を得て掲載しています。
ハーモニクス(Harmonics 弦楽器の奏法。柔らかい透明感のある音色。)
父キンシャサノキセキ/母アーコスティクス/美浦/武市康男厩舎)

3頭目は言わずもがなダービー馬ロジユニヴァースの下にあたるハーモニクスという馬です。この馬も目星はつけていた中で満口にならずだったので出資したという感じです。今でも多くの活躍馬を出しているソニンクの牝系の中で、一番星のようにロジユニヴァースを輩出した母ですが、その後の産駒は正直パッとしていません。そんな中で募集されたハーモニクスですが、まずなにより脚元の不安等が無さそうだなと思いました。トモも大きいですし、若干前が固いかなと思いましたが全然許容範囲でした。

キンシャサノキセキはこれまで大成功と言えるまでの馬は出ていないかなと思っています。もちろんコンスタントにそれなりに勝ち馬は出しているので悪いとも思っていませんが、フジキセキの後継と言われる馬たちは大体そんな感じかなと思っています。同牝系から同父テルモードーサが出ていることを考えると悪くはないのかなと。キンシャサノキセキ産駒に注目したことがなかったので、何が良いと思うとか何が悪いと思うとかないので、まぁ馬が良ければ良いのかなと。凄く良い身体をしているので走るんじゃないかなと思っていますが、正直根拠みたいなものはありません。でも現段階の坂路動画を見ても悪くない走りをしているので、このまま順調に早期デビューが出来るようなら凄く楽しみかなと思っています。募集時からここまでの過程で不安は何一つないと言えるでしょう。このまま頓挫なく行けるのであればかなり楽しみです。厩舎は…。まぁトレッドオンエアーのころからあんまり良いと思ったことはないのですが、まあ実際この手の厩舎は天栄次第なのでなんでもいいやと思ったのは正直なトコロ。ヴェロニカグレースとかもっと出世しなきゃいけない馬だと思いますが、まあそう思える馬がいるのは悪いことではないですよね。ぱっと見た感じだと津村騎手の起用が多いですが、なぜか関西の騎手を器用することも多い…謎です。

まーーーーたお前はその話かと思われるかもしれませんが自分が一口とかそういうものに大して研究する時にまず注目したのは血統でした。当時はネオユニヴァースとMachiavellianという文字列が凄く輝かしく見えた。ネオユニヴァースって?Machiavellianって?というところから入りました。そこで母系って?という問いをしたんですよね。その時に書いた拙すぎる記事がこれ。一著前に書いていますがこれは学んだことをここに吐き出していたというだけ。自分がここで書いていることの何もかもが学んだ何かなわけです。もちろん注目している母系とか憧れの血統というのは多く存在していますが、まずまず原点と言える血統です。リバーソウルのころから待望していましたし、タイムレスメロディなんかも募集時にはかなり検討しました。しかし自分が好きだと思えなかったとか、手が出せない範囲だったとかでこれだけの年月が経っていました。ディアドラ、ジューヌエコール、サーブルオール、サンラモンバレーなど名前を上げればキリがないくらいの活躍馬がでているファミリーで、逆にもはやソニンク一族ではなくて、アコースティクス一族、モンローブロンド一族、ライツェント一族なのかも知れませんがアコースティクスからもまた活躍する馬がでてくれば良いと思いますし、それが自分の出資馬であれば良いとも思っています。

そんな感じで今年のシルクはこんな感じ牝馬3頭しかも関東と頭が悪すぎるのですが、絶妙に走るところが違うかなと思っているのでまずは全頭勝ち上がり、そして一頭でも大きいところに連れて行ってくれる馬がいたら良いなと思います。ここまで見てる感じ、順調にいけるならそれも夢じゃないかなという気はしています。

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