Sweet dreams

カテゴリ: 一口馬主

シルクの募集を見ていて思ったのですが、前よりも頭数が増えているはずなのに同じ調教師が複数頭預託されているのが多く、見ていてシンプルに疑問が沸きました。特に関東ですね。確かな内情は探れませんが、2011年世代から2018年世代(※すでに登録されている馬のみ)で「そういえばこの調教師って名前見なくなったな」という人は確実にいるので、実際どんな人の名前が無くなったか見ていきましょう。
※転厩等の可能性はありますがご了承を

・伊藤大士
サムソンズシエルなどを預かっていてそういえば…という感じですがマーフィー(母シャルマンレーヌ/2014年産)以来預託がありません。1歳も2歳のキャロット所属馬を預かっているためノーザンファームと関係が切れているわけではなさそうですが。

・大和田成
比較的に手ごろな馬を預託されているイメージでしたがステリーナ(母リングレット/2016年産)を最後に預託がありません。近3年ほどの話なのでまた預かるんでしょうが、一極集中の煽りを受けている厩舎ですね。

・小笠倫弘
フロントラインを預かった時も「珍しいところきたな」と思ったくらいなんで、切れたわけでもなければ繋がっているわけでもないのかもしれませんが、いない厩舎の一つ。

・奥平雅士
どちらかというとキャロットの印象が強いですがシルクではシフォンカール(母カールファターレ/2011年産)以降預託がありません。キャロットも近年名前がないので消えちゃった厩舎でしょう。ちなみに現在関東リーディング17位の16勝で成績好調。

・加藤征弘
名前が目立つので今年シルクに預託がなくて騒がれている人ですね。2歳までいるので載せなくても良いのですが、これからどうなるか見ていきましょう。ちなみにキャロットはいるみたいなので無風の可能性あり。

・菊沢隆徳
なぜかシルクで近年預託がない厩舎。アンブロジオなど活躍馬もいるので謎です。

・久保田貴士
プラムストーン(母ディフィカルト/2016年産)以降預託がありません。マリアライトがでているキャロットは毎年いますが、シルクは預かっていないですね。

・斎藤誠
ネプローザ(母ターシャズスター/2016年産)以降預託なし。キャロットも同様ですね。自分は2頭出資していましたがノーザンファーム天栄を使わないことが多かったのでそことの折り合いですかね。

・竹内正洋
ちょっと今まで載せてきた厩舎とは違う感じかもしれません。新規開業時に回ってきた馬とセレブレイトダンス(母セレブレイトコール/2015年産)以降預託無しで、ノーザンファーム自体と距離が空いちゃったのかな。

・田中剛
メガフロート(母エリモアクアポリス/2016年産)以降預託無しです。近年の様子を見るとクラブ馬自体がという感じかな。

・戸田博文
クーダルジャン(母ルシルク/2016年産)以降預託なし。目立つ厩舎なので気づいている人も多いでしょう。やはりノーザンファーム天栄との相性ですかね?グランシルクの時は悪い感じもしませんでしたけどね。ムラセファームで管理したい感じでしょうか。

・牧光二
オープンまで行っているリゾネーター(母Bluegrass Sara/2014年産)以降の預託無しなのでこれは完全に方針の違いによりというところでしょう。ディアデルレイを預かっていたキャロットも近年はなし。

・和田勇介
小島太厩舎から引き継いだサーブルノワール(母マイネナデシコ/2014年産)以降の預託なし。キャロットの3歳馬が勝ち上がったみたいなので来年以降どうなるでしょう。

・和田雄二
モーリーファ(母チャイナドール/2014年産)以降の預託なし。キャロットはいるのでそのうちまた預託があってもおかしくないかなと。ウインアグライアでクラシック行けそうですしね。


関東なら木村厩舎や宮田厩舎、関西なら高野厩舎や斉藤崇厩舎や池添厩舎あたりはノーザン系クラブの預託が多いクラブです。シルクでも世代複数頭預かることがありますが、それってなんでだろう?とずっと思っていました。先日のサルトアトランテが出走する前に、同じく西園厩舎で妹のロコポルティの帰厩がアナウンスされていて「結果問わずこのレース後はしがらきだな」なんて思ったのですが、だとすれば同じ厩務員の人が扱う可能性が高いですよね。これって大きな利点ですし担当者内でグルグル回していることもあるだろうというのが一つの理由かなと。と同じくクラブの入厩制限について考えたときにも複数頭を預ければ、その厩舎内での調整は可能ですしやりやすいのは間違いないでしょう。

こういう厩舎って結局その調節具合が見えてきてしまうので「ノーザンファーム〇〇厩舎支部」みたいな言われ方をしてしまいますが、簡単に言えばその中で特別な存在の馬に出資できちゃえば、その馬を軸に回るのであまり気にしなくて良いとは思うんです。自分はこの辺の厩舎に抵抗なく、今年木村厩舎のモシーンの2019に行きましたのでどんな風になるか楽しみですし、この認識は持ちながら楽しみたいと思っています。宮田厩舎も持ち上げられているけど…数年後どういう評価になっているか。

アステリアに出資した時の記事で書いているのですが、管理している和田正一郎調教師はノーザンファームとの相性がめちゃくちゃ良い気がしてて、それも理由の一つとしてアステリアに出資しました。運が悪く未出走で終わってしまいましたが、その世代の追加募集でこの厩舎に配されたテルツェットは強い勝ち方で1勝クラスを突破しました。追加募集が発表されたときは「ディープ産駒で同じような路線の馬がなぜ?」と思ったのですが、今思えば育成が上手くいってない(順調に進んでない)みたいなことがあったのかなと。こういう追加募集で入った厩舎の意図を考えるのも出資する上での手段の一つかなと思います。まぁそもそも追加募集は買えないっていうのは置いといて…ということになりますが。

優駿の藤沢和雄調教師のインタビューが凄く良かったのですが、定年まで残り1年半ほどの中でそれを引き継ぐはずの人がいるはずです。もう何年かすると国枝師がいなくなったりということを考えると、勢力図が変わっていくのは必然ですよね。松田博資元調教師の時は池添学調教師でした。別に批判するわけじゃなくて、木村厩舎や宮田厩舎に馬が流れるだけじゃつまらないなという気持ちがあります。ガツンと成績を上げるだろう厩舎を見つけて注目していくというのも楽しみの一つになり得るのではないと思いました。5年後どうなっているでしょうか?

2019年度産駒を真剣に検討する機会としては最後になりそうなシルクの一次募集が終わりました。今年は事前のプレビュー記事を書けなかったんですが、以前に書いた記事に書いたようなことを踏まえながらテーマを持ちながら探そうと思っていました。

①必ずしも早期の馬を狙わない
上の記事にもある通りこれまでこの世代で出資している馬たちは比較的に早いデビューを狙って出資した馬ではあるので、変な話じっくり構えるような馬を狙ってもいいかなという狙い。というかこの1歳からは年明け新馬がないので、まともに進めばどっちみち前傾して遅くとも1月、2月に収まるかなと。
②牡馬
現時点で牝馬の筆者と言われているだけあって(言われていない)勝ち上がっている現役6頭中1頭しか牡馬がいません。3歳のレヴドゥギャルソン、2歳のレアリサンドを含めて3頭です。1歳はサトノアーチの2019。アラフネの2019、マンテラライの2019の3頭いますが、バランスを考えるとシルクでもう1頭とすればバランスが良いかなと。
③関東馬
現10歳世代から調べると収得賞金3000万以上を獲得した馬というのは25頭います。それを牡馬に絞ると19頭になりますが、うち12頭は関東馬です。牡馬でホームランを打てるような馬を狙うなら関東。
④ドゥラメンテorモーリス
あくまで牡馬という前提なら育成2年目にあたるこの2頭の種牡馬にしたいなと思っていました。POG期から6月の新馬戦を見ると「画一的な育成をしてどれくらい能力だけで勝ち上がれるか」を確かめていた気がします。後者は特にそうですが、前者も小回りより大回りが明らかに良いような傾向が見て取れるし、それを踏まえての育成になることを考えれば、みんなが新種牡馬とかディープ、キンカメに目が行きそうな今年は狙い目だと思っていました。

まぁこんな前提を頭にいれながらもいざ馬を前にすると揺れるわけです。ここから今年の募集馬を全頭書いてもしょうがないので、今年マジで迷ったホースたちを書きます。もちろんこの他にも良いと思った馬はたくさんいましたが、予算、前提を考えてのものになっています。
※番号順
リアアントニアの2019(父キングカメハメハ/木村哲也厩舎)
いきなり前提条件から外れますが、それを超えて検討したいくらい良い馬でした。若干前のパーツが固そうで姉たちと違ってダートに振れそうなのを差し引いても背中から腰の力強さは際立っていました。この馬は第一に欲しい馬との兼ね合いで、一般では死票と化すので行きませんでした。繁殖牝馬に上がった後にも無限の可能性を秘めてそうなところも良いですね。この馬やリアアメリアはぜひカリフォルニアクロームをつけてほしい…。

モシーンの2019(父ロードカナロア/木村哲也厩舎)
絶対人気にならないだろうと思っていたら案の定なりませんでしたね。姉のパロネラはデビュー戦でザダルに敗れました。募集DVD見ると断然姉のほうが良いのですが、欲しいポイントは満たしているので余地を残すという点でも良いかなと。牝馬はローレルのシャンスイの2019とターファイトのルパンⅡの2019がいて、どれも目指せ桜花賞っぽいので、その路線にこれ以上欲しいかどうか…という葛藤。

コケレールの2019(父ドゥラメンテ/黒岩陽一厩舎)
ひょろっとしていて頼りなさがあるので「サイズが小さいのかな」と思いましたが体高が165cmとあまりみたことないレベルのサイズでした。フレームはできている分あとはどれだけ鍛えることができるかということになります。背中からトモにかけてのラインが凄く好きで、これが果たしていいのか悪いのかはわかりません。若干足元にリスクがあるような気がするのでその点もどうか。まさにピンかパーかだと思っています。

ルミナスグルーヴの2019(父モーリス/萩原清厩舎)
ゾディアックサインは新馬で負けてしまいましたが、同じ父の産駒が回ってきたのは期待の表れと思いました。馬はまだ小さいですが、肉の付き方は良いし、じっくりと育て上げてのデビューとなりそうなのも良いと思いましたね。ターファイトで予告している通りこの馬にはいかなかったのですが、どういう成長過程を辿るかは注目していようと思います。

シロインジャーの2019(父ジャスタウェイ/中川公成厩舎)
ダート馬としてなら面白そうと思いました。動きも力強さを感じるしハーツクライ系特有のクタっとした感じもなく全体的にまとまりが良いですね。全く人気がなさそうですし、評価が下がっている感のあるジャスタウェイは狙いどころとしてアリかなと。

ウェイヴェルアベニューの2019(父ディープインパクト/中内田充正厩舎)
今年のディープの中ではこの馬が一番欲しかったですね。動きはパーフェクトかなと。可能性は探っていましたが最終中間で名前が載ってドカンと増えていたので諦めました。

ワイオラの2019(父ミッキーアイル/高野友和厩舎)
姉のトレジャーステイトのほうは何の躊躇もなく人気になってる感じしたが、こちらはそのトレジャーステイトを含めた兄弟たちの脚元の難儀さで注目されていない感じでした。ミッキーアイルなのを考えるともう少し肉付きがあってもよいかなという感じがあったのと、適距離が短そうなのを考えても検討の余地アリでした。

というわけで回りくどいことをしましたが申し込んだのはこの馬です。
シルク2020
出資できたらこの馬たちについてもっと深く書きます。できれば2頭とも欲しいですねぇ。






40口の始まりが一口馬主シーズン(?)のはじまりみたいなところがありますが、数年ぶりに40口の募集DVDをゲットしたので自分なりに検討をしてみたいと思います。とは言え頭数があまりに多いことに加え、バタバタして意外とまとまった時間も取れないため、募集締め切りに間に合うのはサンデーRだけとなりそうです。ほんとは票数が社台RHもG1も共有募集馬も評価したいなぁと思っていたのですが、現状無理なので、今回はサンデーRのみ更新します。

以下のスプレッドシートが全頭レビューになります。馬体と歩様のみで評価をおり、AからDの評価をつけています。

※先頭が固定されておらず見にくい!という人はこちら

上記の通り、厩舎等の情報を加味しないでA評価をした馬たちが自分の加入クラブなら出資検討に値する馬たちということになります。それでも10頭いるのですが、その10頭の中で精査を行い。申し込みたい馬を発表したいと思います。なお精査の段階で一口100万以上する馬に自分が申し込んでる図は想像しにくいので除外し5頭について検討します。

レネットグルーヴの2019(父ハービンジャー/田中博康厩舎/75万)
全兄のスピッツェンバーグは現在に至るまで未勝利となっている。最高で470キロでの出走ということを考えると、現在440キロを超えている本馬はもっと大きくなるのは間違いないはず。どんどん馬体を増やしていける成長力が魅力の父なので、トモ高の現状を考えてもまだまだ成長の余地がありそう。血統的には走っておかしくないはずだし、厩舎もこれから腕が試されるはずで楽しみ。ここまで書いておいて自分はおそらくこの父への苦手意識(これまで2頭出資で未勝利)があるので、よほどの覚悟を決めても出資には至らないとは思うが素材として面白いと感じた。短評でも書いたがこの馬が走らないと自分はハービンジャー産駒がわからないというレベルにはあると思う。

バンゴールの2019(父モーリス/尾関知人厩舎/70万)
全体的なバランスの良さがあり、後ろから見たときの歩様の安定感のわりにダイナミックなウォーキングをする。府中に合いそうなイメージなので関東は好感だし、シルクの一番高額馬を預かるように厩舎の信頼度もあるように思う。体格に比べると管囲が太く、繋ぎが短いという点だけが気になるが、ファーストクロップの現状で評価を落とすこの夏は狙い時だと思う。

アロマティコの2019(父ドレフォン/木村哲也厩舎/80万)
ここに残った5頭の中に2頭いるし、短評のほうを見てもらえばわかると思うが、ドレフォンの子は非常に好みの馬を多く出している。気性的にぶっ飛んだ産駒が出ている母だけがネックだが、本当にそれくらいしか思いつかないくらい良い馬。特に後ろ足の運び方は絶品に見えるし、芝のマイルくらいでスピードを発揮できそうなイメージ。もちろんダートもいけそうでその辺が色々な可能性を感じさせてくれて好み。ノーザンテーストがキーの血統なのでStorm Birdは良いと思うし、ドレフォンが地味に持っているForliも生きそう。

サンタフェチーフの2019(父キンシャサノキセキ/斉藤崇史厩舎/65万)
筋肉の付き方が好き。もしかしたらトモのボリュームとしての筋肉が足りないのかもしれないという懸念があるのと、前脚が若干固めなのを除けばバランスが良く整っているし、これからどういう馬体に変わっていくかが楽しみな馬。早期からいけるんじゃないかなと思うし、父産駒らしくマイルくらいまでで活躍してほしい。血統的にもルフトシュトロームのイメージ。

スマイルシャワーの2019(父ドレフォン/庄野靖志厩舎/50万)
現状小さいが歩様に崩れがなく、芯の部分に力がありそう。トモの肉付きも良くバランスもよいためこのまま成長してほしいイメージ。とにかく背中がぶれないのが好感でなめらかなウォーキングで好みだ。血統的にもアロマティコよりも好印象を持っている。庄野厩舎はスワーヴリチャードやレッドアンシェルなどグループの活躍馬が増えているし、適正の見極めもうまいイメージなので、こういう種牡馬の産駒は合いそう。

ということで総合的に加味して申し込みたい馬はスマイルシャワーの2019となりました。もちろん本当に申し込むわけではないのであくまでも参考資料として追っていきたいと思います。他のクラブもやっていこうと思いますが、さてどんな7月になることやら…。

すでに1歳を三頭出資してて何を言うかという感じではありますが、何年も一口馬主をやっていると当初考えていたこととか忘れがちです。自分はアグネスタキオン産駒に出資したいと出資したのがラストクロップとなる2010年世代でした。その後はとにかく勝ちたいという気持ちで色々勉強してきて、それなりに勝ち上がる馬に出資することができました。今では過去の出資馬の中で指標となる馬がいて、その馬に似たような馬を見つけるのですが、じゃあ勝てなかったときにどんな馬に出資したいと思っていたか(=憧れてた)振り返ろうと思います。当たり前ですが世代が偏ってます。

・ラウンドワールド(ディープインパクト×グレースランド)
初めて出資した2010年世代、一番最初に憧れたのはこの馬でした。当時は募集動画の見方なんかわかりませんでしたが何度も繰り返し見るうちに各馬違うところがあるというのはわかりますよね。そんな中で一番よく見えたのがこの馬でした。ここから数年…むしろ今でもこの馬のウォーキングというのは指標になっているものですし、そんな馬が早期からドカッと活躍したのは自分にとって大きいことでした。期待ほどの活躍はできなかったですが、今でも印象に残っています。

・インプロヴァイズ(ウォーエンブレム×カデンツァ)
今でこそどんな馬でも即満口になるシルクですが2010年当時は年内(1歳時)で満口になる馬は数頭でした。この馬はその満口になっていた1頭でどうあがいても出資はできなかったのですがパンフレットを見てかっこいいなぁと思っていました。府中で初勝利をした時を生で見ていてそのレースでのパフォーマンスも素晴らしかったので、これは重賞でも…なんて思っていたらその次の東スポ杯で3着。いい着順ながらも上位とは力の差を感じて「この馬でもそうなのか…」と思った記憶があります。重賞勝てるポテンシャルの馬でしたね。

・レッドレイヴン(Smart Strike×Wonder Again)
その東スポ杯でコディーノの2着にきていました。自分は最初に加入するクラブの選択肢がシルク、キャロット、東サラ、ローレルだったので、この辺りの馬は全頭見ていましたし、父親がグラスワンダー大好きでその近親というのも印象に残っている要因でした。タキオンが最優先だったのもありますが当時の自分には出資できない馬でしたね。当時知り合いがファンタストで働いていて「この馬は走る」というのを何度か聞いていたのもあり注目していましたが、東スポ杯のパフォーマンスは自分にとって驚きでしたし、買える範囲にあった馬がこんな走りを見せるなんて「一口馬主って夢があるなぁ」と思った馬の一頭です。黒光りしてかっこいいし当時に戻って出資できるか自分を試したいホースですね。

・シルクアーネスト(グラスワンダー×ティアドロップス)
今思えばティアドロップスという良繁殖の産駒なのでこれくらいの活躍はできておかしくないのかな?という感じですが、2012年の湘南Sを生でみていて「シルクの馬がこのクラスで勝てるのすごい!」と思って応援していました。ここまで全頭重賞を勝っていない芝の中距離付近の馬ばかり書いていますが、この辺の馬たちから受けたインスピレーションは間違いなくその後の出資に生きたと思っています。

・シルクシュナイダー(アグネスデジタル×エポレット)
シルクがノーザンファームとの提携が始まる直前で白老Fからの提供が増えたころの馬です。今となっては全くそういうことはないですが当時はシルクしか加入してなかったし爆発的に勝つ馬がいっぱいいるわけでもなかったので、こういう才能がある馬は目につきましたね。当時の須貝厩舎の贅沢な騎手起用も好きでした。この馬を見て同じく須貝厩舎のスペシャルギフトに出資しました。

・ワールドインパクト(ディープインパクト×ペンカナプリンセス)
憧れた…というのは少し違いますがこの馬は抽選で落ちた馬でした。当時500口中応募550口とかで落ちたんじゃなかったかな。この馬に出資してたらダービー出走という目標は果たしてるわけで、その後の一口馬主ライフも違ったものだったのかなと思ったりします。この馬が出走したダービーはたまたますごく良い席で見たのですが、スタート前に「ワールドインパクトが勝ったらウケるよね。どうやって死ぬ?」って笑顔で話しかけられたの今でも忘れない…。

・ヴィルトグラーフ(父ゼンノロブロイ×メジロヴィーナス)
ダートの中長距離で長いこと走った馬でした。今回の記事を書くときに例えばフラムドグロワールとかライズトゥフェイムみたいな良いと思ったけど(出資できたけど)出資しなかった馬は書かなかったのですが、この馬もその良いと思ったけど出資しなかった馬です。当時ツイッターで師匠と呼んでた(呼ばされてた)人がこの世代シルクではこの馬に出資していて、実際に勝ち上がりもしてたのですげぇな!と素直に思っていました。色々学ばせてもらうために中年のおっさんと夜9時から朝6時までスカイプしてたの今思い出しても吐き気がするくらい気持ち悪いエピソードです。その後仲間うちでツイキャスしてたら突然コメントしてきて絶句したのいい思い出です。あのおっさん元気かな…。


この他にもまだまだいると思いますが、この記事を書こうと思ったときにぱっとでてきたのは上記の馬たちでした。何事も復習は大事なので、募集が始まるこの時期に立ち直ってみるのも悪くないかもしれませんね。

表題の通り先日発表されたシルクの第二回追加募集馬10頭についてあれこれ書いていきます。今回は良し悪しについても触れますが気がついたことが多めかなと思います。ちなみに昨年の同時期も同じようなことをやってたのでよければ。ジェダルとピラミッドムーン以外はまずまず予想通りかなという感じの記事になってたようです。



※馬体画像等はこちら。募集動画はこちらからご確認ください。

No.75 バランセラの2018(父キングカメハメハ)美浦・萩原清厩舎
父産駒だけに筋肉量豊富で馬格もあり良く見えるが、相対的に幹囲が細いのではないか…?というところと、前脚の繋ぎに負担が掛かりそうな作りをしているというのが印象。左前が若干外向していますかね。活躍馬の姉が脚部不安で長期離脱していたこともあるし、走る能力が備わっていればこその不安点。坂路の走りは及第点。手前を変えてから伸びてる感じは良いですよね。正直バランセラの血統に興味がないというところ、キンカメ産駒がここまで温められているのも不気味ですしどうなんだろうと疑って見ている側面が強いですが、普通に走ったら「あ~馬体は良かったもんねぇ」と振り返る感じです。(無責任)

No.76 レスペランスの2018(父ダイワメジャー)美浦・田中博康厩舎
募集写真より募集動画冒頭の静止シーンのほうがよく見えるというあんまり見ない例です。500キロを超える馬体で幹囲が…というのはバランセラと同じですが、手先が軽くこちらのほうが柔らかいので良い気がします。まだ緩さはありますが幅があり力強い返しができるトモも良いですね。坂路も走りも水準級でしょうか。いわゆる15-15でやっているところも好感で、無理に良いところを見せようという感じがないのが好感です。ブリンカーをして単走なので気性的に何かあるとしても目を瞑ることができるくらいですね。ダイワメジャーの母父としてキンカメはプラスともマイナスとも思いませんが、リファールやヘイローは良いのでAlzaoは良いのではないかと思います。

No.77 アルビアーノの2018(父ドゥラメンテ)美浦・木村哲也厩舎
自分の記憶が確かであれば元々はキャロットで募集される予定だった馬な気がします。ここまで見送られた理由はサイズとトモの弱さかなと。左トモ(逆かも)に違和感を感じます。繋も柔らかいというか緩いという感じですかね。坂路の動画でタイム詰めているのもどうなんだろうと思う要素で、並走している馬が寄せて行っているのもなにか意図がありそうで気になります。最後はちょっと促していますもんね。募集カタログでは非力な印象を感じないと書いてありますが、自分は非力に見えます。でも能力がないわけではなさそうという謎の感覚ですね。入厩してすぐデビュー…もしくはこのまま鍛え続けるにしても勝負は年明けかなと思うので、ここから馬体が増えるとかしっかりしてくるとかそういうところに勝負を掛けるのであれば血統馬ですし全然ありかなと思います。アルビアーノの子が一口6万円で買えることはないでしょうしね。

No.78 ロッシェノワールの2018(父カレンブラックヒル)美浦・池上昌和厩舎
後ろから見たときのトモの振れ具合を見るとしっかりしていないんだろうなぁ…と思ってしまいますね。後ろから見た時にガクンと落ちる感じもあるので弱いんだろうなと。坂路の動画のスタートが珍しくスタートしてすぐで、その後編集して最後の直線のところまで飛んでいるのも気になります。プラスで気になるところがないんですよね。

No.79 アクウェイントの2018(父Union Rags)美浦・手塚貴久厩舎
前脚は固めですが力強さはあり、後ろの繋も立ち気味なのでダート馬でしょう。背腰の筋肉がしっかりしていて良いですね。坂路の動画は大飛びでコーナー回るときのスピード感とかは凄く好きです。5月生まれですしこれからもっと乗り込めば大飛びのフォームもしっかりしてきそうですね。懸念という懸念はないですが、ここまでシルクの外国セール出身馬ってあんまり走ってないんですよね。それを踏まえた上であまり日本で活躍馬が出てない父産駒の馬をこの時期にこの値段で手を出すかとなるとちょっと考えてしまいます。そろそろ風向きが変わってきそうな気がしますけどね。

No.80 サファリミスの2018(父ハーツクライ)栗東・藤岡健一厩舎
前脚に若干の違和感を感じますがハーツクライ産駒なのでご愛嬌でしょうか。全体的に柔らかいですね。後ろから見た時にトモがフラフラと左右に触れるのですが、力強さもあるしこれはシンプルに柔らかすぎるからという気がしなくもないです。横から見たときには本当に素晴らしく見えますね。坂路の動画をみるとやっぱりハーツクライ産駒だなという感じがします。この母父って日本でも何頭か走っていますが、ハーツクライとの間だとしっかりするのに時間がかかる馬が多い。柔らかいハーツクライってあんまり聞いたことがないですし、そんな感じのハーツクライ産駒を今、そしてこの厩舎で特段買う理由があるかなとは思います。

No.81 スピードリッパーの2018(父ルーラーシップ)栗東・清水久詞厩舎
前脚の左右の繋の長さが違うような気がしますが、毛色による錯覚かもしれません。そこの長さの違いで内向が起きているような。トモの幅が小さく曲飛なのもマイナスですかね。坂路ではバカみたいに大きなフォームでダイナミックに走っているのは好感なのですが、口向きの問題かフラフラしているのが気になります。トレーニングセールの様子を見ているわけじゃないですからね。こういう癖みたいなものはちょっと気になる。兄弟に牡馬が2頭いますが、2頭ともせん馬になっていますからね。勝ち上がりはするんでしょうが脚元とか気性とか考えると大勢はしなさそうだなぁ…みたいな。

No.82 カレドニアレディの2018(父オルフェーヴル)栗東・寺島良厩舎
胸前が深くトモの容量がある程度あるのは好感。馬体的に否定するところはないのですが、あくまで自分の好みとしてこういう馬体ならもうちょっと背中が詰まっていた方が好きだというのと、ウォーキングをしている時にトモに二等辺三角形ができる馬が好きなんですが(伝わらない)この馬は股関節のところにもう少し筋肉がついていればなと思いました。坂路の動画がないのが気になりますよね。ナチュラルに一時休止だとしても、怪我等による遅れだとしても気になります。そういう要素がある時点で自分は検討外ですかね。

No.83 メリーウィドウの2018(父ダノンレジェンド)栗東・石坂公一厩舎
顔が小さく首が太いのでキャプテン翼みたいなシルエットになっています。若干まだトモ高ですがそれ以外馬体で気になるところはないですね。適度に硬さがありますがダート馬だろうと思うので良いですね。坂路でのフットワークも良いのでこの価格なら楽しみがありそう。(母も同額だった記憶があります)成長待ちとこれからの乗り込み次第でプラスしかないでしょうからこれは有りだと思います。

No.84 ラッキートゥビ―ミ―の2018(父Uncle Mo)栗東・松永幹夫厩舎
全体的なガタイや肉付きは良いですがまだまだ成長を待ちそうな感じがしますね。トモは幅がありますがもう少し肉が乗って欲しい感じでしょうか。これからどんな感じに成長していくか楽しみですね。自分は確実に出資申し込みしないですし、現状見えている中から出資する要素はないと思っているのですが、素材として凄く楽しみですし、今年の外馬2頭がどんな過程を辿るかは来年に活かせるんじゃないかなと思います。

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