Sweet dreams

カテゴリ:引退出資馬 > スペシャルギフト

先日のレース後に屈腱炎を発症したスペシャルギフトの引退が決まりました。

須貝尚介調教師
「トレセンに戻って状態を確認すると左前の裏筋が気になった為、3日に診療所で詳しく検査を行ったところ、屈腱炎とのことで9ヵ月以上の診断がおりました。スムーズさを欠きながらもそこまで差のないレースをしてくれましたし、次走はもっといい走りが出来ると思っていただけに残念です。何とかもう一つ花を咲かせてあげたいと思って人馬ともに頑張ってまいりましたが、このような結果になってしまい申し訳ありません」
これを受け、今後について協議した結果、復帰までには相当の時間が掛かる見込みであり、その過程において再発のリスクも高いと言わざるを得ず、このような状況では、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。

この馬のことを知ってから何年でしょうか。募集カタログで初めてこの馬の姿を見た時が2012年の夏、初めて牧場で実馬を見たのが2012年の11月、初めてレースに出走しそして勝ったのが2014年の1月…。初めて勝った時、すなわち自分の一口馬主初勝利からもう4年が経過していました。長く良い付き合いができましたね。

23戦4勝、最終的には1600万条件クラスでフィニッシュ。脚の不安が常につきまとい二度の骨折を経験してもここまで走ってくれたことへの感謝しかありません。上記の通り自分にとって初めての勝利を経験させてくれた馬でした。それまでの出資馬で結果が出ていなくて「お前と出資馬が被ると走らない」とまで言われたことがある自分が掴んだ初勝利だったんです。その時の嬉しさは今でも鮮明に思い出せるもので、もちろん今でも勝利はときめくものですが、この時の経験はオンリーワンなものだったと思います。

他の出資者や、競馬ファンがどのように思うかわかりませんが、自分は最後までこの馬のポテンシャルを計ることができなかったと思っています。芝が向いているのかダートなのかイマイチわからなかったですし、距離適正も良くわからなかった。最後は芝の1400から1800を走っていましたが、兄妹に短距離馬が多いこともあって、もっと短い距離が良かったのかなとか、でも最後の方は気性的にもマシになっていたので長いところの方が向いてたのかなとか。考えれば尽きることがないのですが、これって凄いことだと思うんですよ。自分はこの馬を出資した時に「芝ダート兼用の馬なんて都合の良い馬は存在しない」と言われたのをよく覚えています。この馬はそんな馬もいるんだと言わしめる存在である一方、本来的な適正があったにも関わらず結果を出した存在だと思っています。脚への不安がなければという恨めしい気持ちも、この脚だからこそ”スペシャルギフトの競走成績”なんだと思える気もします。

勝ち上がった馬の引退はこれがカサロサーダに続いて2頭目となります。馬齢も一番上ですし、順当と言えばそうなのですが、それだけ長い付き合いをしてきた馬の引退は寂しいですね。牧場見学でもおそらく一番見た馬ですし、それだけ一緒に写真を撮った馬。競馬場のパドックではあんなにテンションが上がってしまうのに、牧場見学ではびっくりするくらい穏やかな馬でしたから、乗馬としても頑張ってくれるんじゃないかなと勝手に思っています。この記事を書いている現在どこに行くか決まっていないようですが、決まったら一度くらいは会いに行きたいですよね。乗馬のシステムがわかっていないですが初めての乗馬が出資馬なら良いと思うしその記事を書ける日がくれば良いと思っています。下の写真は初めて会った日のスペシャルギフト。本当にお疲れ様という気持ちでいっぱいです。出資できたことを誇りに思っています。ありがとう。
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スペシャルギフトが条件戦を勝利しました。

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 ※画像はシルクHC公式FBより

出資馬の中では年明け一発目の出走となったのがこのレースでした。相変わらず調教のタイムは良いし、調子も良さそうとは思いましたが、芝にチャレンジしてのレースでしたし、このクラスを一度勝っている馬も何頭かいたので、簡単じゃないんだろうとは思っていました。あっても3着かな…という感じですね。ただなぜかわからないんですが、いつも買わない出資馬の応援馬券を買っていました。

レースは五分のスタートから先頭から3番手の位置につけレースを進めます。これは本当に申し訳ないんですが、もし仮に勝つとすれば脚をある程度溜めきってハイペースになり、ごちゃごちゃした中をなんとか差し切るという形を想定していたので、この形はどうかなと思っていました。 ただ4角を抜けた時の手応えが抜群で、おッ!って思いましたよね。1頭だけ他とは違う手応えで先攻馬に向かっていったので思わず声が出ました。なんとか届いたというところがゴール。舞台は全然違いますがステイゴールド@香港ヴァースのようなレースで、びっくりしました。

調教師のコメントにもある通り、僕も最初は芝が良いんじゃないかと思っていましたが、脚元を考えてダートに使われ、そこでも1000万条件を突破できるほどの力を見せてくれました。骨折長期離脱をして1戦目はダートで試走、その後芝で試走をさせ、3戦目で最高の結果を出すんだから、須貝師を賞賛せざるを得ません。僕はスペシャルギフトがまだデビューする前のシルクのパーティーで須貝師から話を聞いて「脚元があるので申し訳ないけどダートを使います」という言葉をもらったことがあって、調教師判断としてもここまでぐっと堪えてきたんだなと思うと、この馬のことを考えてるんだなと思いますし、非常に嬉しいです。人気厩舎ですから骨折明けの復帰後は別の厩舎に行くことになるんじゃないかと書いたこともありましたが、非常に申し訳ないですね。

上に行けば行くほど厳しい戦いになるのは目にみえているので、次も良い結果が出せるかと言われればそうではないと思いますが、条件によってはいい結果が出るときもあるんじゃないかなと思うんですよね。レースを見てても脚が速いわけではなさそうですから、それこそ洋芝の競馬場とか、またダートに戻るのでも良いと思いますし、とにかくこの馬に関しては無事に競争生活を永らえてくれれば良いと思っています。個人的にはあと1勝してくれれば良いと思っていたのでもう欲はありません。本当に素晴らしい馬だと思います。この馬に出資できて心の底から良かったと思っています。

北村友一騎手
「レース前に須貝調教師と相談し、切れるタイプではないので、好位で流れに乗りながらレースを運びました。道中は馬場の良い内目を走ることができましたし、手応えも良かったので、長く脚を使って頑張ってくれると思い、必死に追っ付けていきましたが、最後までしぶとく脚を伸ばしてくれましたね。終始、馬場の良いところを走ることができたのが良かったと思いますし、今回のような形がこの馬には合っているのでしょう。状態の良い時に乗せていただきましたし、結果を出すことができてホッとしています」
須貝尚介調教師
「前走は1年以上のブランクがあった割には差のない競馬をしてくれましたし、今回は上積み十分でしたから密かに期待していました。内目の馬場が良く、外は全く伸びていないことから、北村友一騎手にはある程度出していって、好位で競馬をして欲しいと指示を出していました。距離が延びたことでポジションを楽に取りに行くことができましたし、道中の手応えも抜群に良く、これなら勝負になると思っていましたが、その通りの結果になりましたね。血統的に芝は合うと思っていたものの、脚元のこともあってここまで我慢してダート中心に使ってきましたが、その甲斐あって今では状態も落ち着いていますし、長期休養明けから2戦目でしっかり結果を出してくれました。ただ状態が良いからといって詰めて使うのは、さすがにリスクが伴うので、トレセンに戻ってしっかり状態を確認してから、今後の方針を検討したいと思っています」

土曜日にスペシャルギフトが出走し6着という結果でした。
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 昨年の10月以来のレースとなりました。久々の姿を見れたことがまず感慨深いものでしたね。相変わらずホライゾネットをつけてキチガイ感満載(あくまで容姿が)で出てきた時は笑ってしまったと同時によく帰ってきてくれたなと思いました。遠征競馬のマイナス16キロで、パドックで見た姿もあまり毛艶がよく見えなかったし、久々に歩いてる姿をみて、改めて硬い歩様をしてるなぁ…と思ったので、まずは無事にこの競馬を終えて欲しい、そんな気持ちでした。

レースは後方から進めて、直線でどれくらい伸びられるかという競馬でした。正直いいレースが見られるなんてまったく思ってなかったんですよね。馬には本当に申し訳ないですが。だから直線で前が相手アクセル全開になったときの一瞬の脚は心を高まらせるものがあったし、胸が熱くなりました。レコードが記録されるようなスピード決着にはそもそも向いてない馬が、復帰戦でここまで出来た。最後は脚が上がってしまいましたが、内田騎手がコメントで残しているように復帰戦としては良い内容だったと思うし、レース全体を考えると最高のものだったと確信しています。改めて素晴らしい馬だと思いましたし、無事にまた次のレースに出走して欲しいと思います。

内田博幸騎手
「返し馬は1頭でフワッと行けたのですが、待機所からゲート裏に向かう時にガッと勢いよく出ていったので、これは出して行くと引っ掛かると思い、前半は出たなりでジッとして、流れが遅ければジワッと上がっていけば良いという気持ちで乗りました。直線はよく伸びていますが、最後の最後で止まったわけではないけど少し脚色が鈍ったのは久々の分でしょう。あと一歩で掲示板というところまで来ましたし、休養期間を考えると悪くない競馬だったと思います。今日はそれほどプレッシャーを与えていないですし、次に繋がる競馬ができたのではないでしょうか。あまりテンションが上がるようなことがなければ、次はもっと良くなると思います」

須貝尚介調教師
「じっくり追走して、追い出しにかかると脚を伸ばしてくれましたが、久々の影響もあって、残りひとハロンで脚が上がってしまいしたね。1年以上の長期休養明けでしたから、まずは無事に出走することが出来てホッとしていますが、脚元の状態には引き続き気を付けていかないといけません。次走は上積みがあるでしょうから、もっと頑張ってくれると思いますので、トレセンに戻って状態を確認してから今後の方針を検討させていただきます」
 

そして日曜日の奥多摩Sに出走したグランシルクは見事に優勝しました。
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 ※画像はシルクHC公式FBより
こちらはメンバーを見てもこれまでの内容をみても、勝たなければという一戦でした。そもそも前走勝っておかなければ行けなかったような状況なので、もう待った無しという感じですよね。本来なら同条件で行われていたメインレースのOP戦に出ていてもおかしくない馬なのですから。とは言えレースは生き物なので何が起こるかわかりません。ただまともなレースができてまともに力を出せれば、まぁ負けることはないでしょという感じでしたので、とにかく馬の力を発揮してもらえればというのがレース前の感想。 

レースはスタート出たなりで後方から進め、直線外にだしてごぼう抜きというレースでした。レースの上がりタイムも33.2で完勝という感じでしたね。次走も楽しみというか、やっと掛からなくなって操作性も良くなって、しっかり終いまで伸びることができるようになってきたので、もっと高みを目指せると思います。ニュージランドトロフィーで僅差の競馬をしたヤマカツエースは重賞も勝ってG1レースの常連になりつつあるんですよ。何度も一緒に走って能力的に負けてないはずのヤングマンパワーだってその後に重賞を2勝しているんです。 前走でまんまと逃げ切られてしまったマルターズアポジーが福島記念を勝ちました。悔しいじゃないですか。この馬だってそのくらいの仕事ができたっておかしくないと思いますし、そろそろ積年の悔しい思いを晴らしていきましょうよ。このままじゃ悔しすぎるし、そう思ってるのは間違いなく関係者の方も同じだと思うので、絶対いつかこの馬に関わる全ての人で喜べるような何かを掴みたいですよね。

戸崎圭太騎手
「いよいよ本格化してきた印象がありますね。以前は最後もう一伸びしそうで伸びないもどかしさがありましたが、今日は手応え通りにしっかり伸びてくれました。折り合いも付くようになりましたし、成長が感じられます。上のクラスでも楽しみです」
戸田博文調教師
「やはりここでは力が違いましたね。最近は本当に競馬が上手になってきましたし、安心して見ていられました。今日は順当勝ちと言っていいでしょう。この後の予定は馬の状態を見ながら検討したいと思います」

ついさっきの出来事ですが、スペシャルギフトが新涼特別に出走し4着となりました。

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※画像はシルクHCのFBより 

前走が不可解な負けだったので、 立てなおしてどれくらいできるのかというところでしたが、相手も中々そろっていましたね。ただ普通ならこのクラスは勝ち負けですし、上のクラスに行ってもそれなりに通用すると思っていたので、ある程度の結果は残して欲しいと思っていました。相変わらずパドックから汗だくでどうなることかと思いましたが、ギリギリのところでは保たれていたかなと思います。

好スタートを決めるも、他の馬が早かったため中団から後方の位置でレースを進め、3角から4角にかけてすーっと上がっていくという競馬になりました。この馬の場合、駄目な時は3角4角での反応が全くないので、それを考えるといい感じだなーと思いながら観ていました。直線を向くと先頭を射程圏内の位置に見れていたので、勝てると思いましたが、内で先手を取った馬たちが強かったなぁ…という感じです。特に勝ち馬のモーニンは今後OPクラスまで行くでしょうし、強いのは間違いないのですが、そういう馬を相手にしても引けをとらないのではないかという淡い出資者心理を軽く打ちのめされる感じで、ちょっとショックでした。

万全の状態ではない、または100%の実力が発揮できない中での敗戦が多く、所謂理由付けができるレースがこれまで多かったですが、今回は久々にまともに負けてしまったなぁと思いました。それこそ3歳時の府中マイルでのレッドアルヴィスに負けた時以来ではないでしょうか。 今回のスペシャルギフトが100%の状態ではなかったと思いますが、それでも勝ち負けできるような出来にはあったと思うので、今回の負けはショックです。でもこのクラスを突破することはきっとできると思いますし、次の勝利が見たいですね。 

勝つっていうのは難しいことだと色々な意味で実感したこの土日でした。「負けて始まるそこからが本当の勝負」by UVERworldの精神でやっていかなければいけませんね。浦和レッズ君が夏に弱いと言われているのはまぁそうなんでしょうけど、例年の負け方ではないので逆に悔しい。夏場にパフォーマンスが落ちることは覚悟なサッカーをしているので仕方ありませんが、かと言って負けを許容するのは違う気がするし複雑です。メディアも1stステージ優勝して一区切りついたところでも、やはり失速という見方をしますし2ステージ制って一体なんなんだろうと思いますよね。とりあえず代表前最後の試合を勝って終わりたいところです。

話は変わって出資馬の事について。日曜の福島7Rにエレガントソングが出走しました。 
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 ※写真はシルクHCの公式FBより
この時期の着外≒終了に一歩近づくということで、レース前はあんまり見たくない気持ちでした。使い詰めで来てからリフレッシュできてのレースだったので、さてどうなんだろうと思いましたが、頑張ってくれましたね。この馬は本当に毎レース頑張って走ってくれますし、頭が下がります。直線を向いた時には勝ったと思いましたし、今までで1番良いレースをしてくれました。勝ち馬は決め打ちのような勝ち方でしたし、鞍上も言うとおり若干中途半端なレースをしてこの着順ですので、もっとスムーズなら2着はあったと思います。ただこういう100%向いたとは言えないようなレースでもこの力を出せるようになっているところに成長を感じられますし、だからこそ勝ち上がって欲しいですね。残された時間は少ないですが、なんとか…。

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 ※写真はシルクHCの公式FBより
こちらは変わっておやおやというレースだったスペシャルギフト。正直このレースは勝てるんじゃないかなと思っていました。前日には1000万下のレースで負かしたフミノファルコンが1600万下を勝利していましたし、ここは確勝くらいな気持ちでした。パドックで汗かいてチャカついているのもいつもの事だったんですが…。やはり夏場は駄目なのでしょうか。去年の中京のレースでも大敗してますし、そもそも中京が合わないという可能性もあるんじゃないかなと思いますね。ただこの時期のダート1400となるとここしかないし…というジレンマです。この負けでここまでの良いリズムが崩れてしまわないことを願うばかりです。続戦できそうなレースも新潟の1200mくらいしかありませんし、ここは放牧にだして阪神までスキップしそうな気がしますが、さてどうなるでしょう。とにかくこのレースがこの馬にとって大きなダメージとなるレースじゃなかったことを信じたい…。

先日のステラグランデもそうですが、やはり勝つことは難しいですね。だからこそ嬉しいんですが、本当に難しい。この後はエレガントソングが新潟で走りステラグランデも間に合い次第、キャプテンロブロイがもしかしたらデビューをするかもという感じですが、こうやってコンスタントに走ってくれることに感謝しつつ、夏中に一回くらいは喜びたいなと淡い期待を抱いています。

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